うんたま森のキジムナー

飛び込み

漁港内は遊泳禁止!
出入りする船の邪魔になるので当然のこと。

今年は、海水温が上がるの少し遅くて、7月に入って漁港内の
海水温が29度なった。地元の子供たちは、ありのままの
自然を感じているのか、いつもならゴールデンウィークが
終わった頃から、漁港に飛び込んで遊んでいるのを見かけるが
今年は水温が冷たかった。
船には海水温のセンサーがついていて、海水温が表示される。
海から戻ってくると、案の定、子供たちが漁港に
飛び込んで遊んでいた。

学校の帰りにTシャツとパンツ一丁になり浮桟橋や防波堤から
飛び込んで遊んでいる。
以前なら「コラーッ!」と叱っていたけれど、毎年、毎年、
メンバーが変わるので叱る方も疲れる・・・  
とっ言うか・・・無邪気に飛び込んで遊んでいる子供たちが
いとしく感じるようになってきた。
「船にだけは注意しろ!」と言うくらいかな。

何が楽しいのやら飛び込みを繰り返す。
漁港内の水深は約5m 足など届くような
水深ではない。そんなことなど気にせず、ドボーンと走ってきては
勢いをつけてどこまで遠くに飛び込めるのか競争しているのか
わからないが、飽きもせず飛び込みを繰り返している。
沖縄県は海に囲まれているのに水泳ができない子供が
全国一だと言われている。
プールのない学校がおおいから水泳ができない。

しかし、足の届かない場所に臆することなく
「ドボーン」と飛び込んで遊んでいる。
夏本番がやってきたということだ。


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