沖縄では、ほぼ一年中スーパーで
売られている。
旬をむかえるのは4月からで、売り出される頃だ。
和名をニガウリ、ツルレイシという。
インドを中心とした熱帯アジア原産の
ウリ科のツル性植物。
日本へは1600年頃中国を経て渡来いしたと
文献に残っている。
日本では南西諸島と南九州で多く栽培されている。
1990年までウリミバエ拡散防止のため
本土には出荷出来なかった。
ウリミバエが根絶され2001年に沖縄が舞台と
なったNHK連続ドラマ小説が放映されたことが
きっかけとなり本土でもゴーヤがしられるようになった。
はじめてゴーヤを食べたのは徳之島の居酒屋だった。
それまでも沖縄には何度か訪れていたが
沖縄では食べたことがなかった。
よくこんな苦い物を好んで食べていることが
理解できなかった。
長く沖縄で暮らすうちに自然と身体が
求めていることに気づく。
夏の沖縄の食堂で半数以上の人がゴーヤを注文する。
食べる前から苦そうな顔をして
「ゴーヤ!」と注文する。
沖縄の小学生の給食で一番嫌いなものがゴーヤだそうだ。
ちなみに韓国ではキムチだそうだ。
これからゴーヤを食べる機会が増えてくるが、
未だにどうしてこんなに苦いものを
食べているのか理解できないでいる。
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