うんたま森のキジムナー

晴明(シーミー)

宮古島では、旧暦の1月16日があの世の正月といわれ、
門中一同そろってお墓の前で重箱料理を持ち寄って、
ご先祖様と一緒に料理をいただく。
その様子は、まるでピクニックのよう。

これは宮古島だけで、沖縄本島で
お墓参りといえば「晴明祭」

晴明祭はそもそも中国の風習が沖縄に流れ
変化したもの。宮古島と同じようにお墓に
門中一同が集まって、重箱料理をいただく。
宮古島では持ち寄る料理に決まりはないが、
沖縄の晴明祭では決まりがある。

重箱料理を「うさんみ」という。
綺麗に四方に分けて盛り付けられる
ウサンミ(御三味)は、おかずの重箱が二つ、
お餅 お重箱が二つ。お餅はアンコやヨモギ入り、
黒糖やきな粉をまぶした色付きのお餅を
9個〜15個 奇数を詰め込んで綺麗に並べる。

おかずの重箱には9品〜15品。
ごぼうの煮付けや昆布、カマボコは赤くぬったものを
用意して、その他、カステラや魚の天ぷらなどが入る。
お墓参りであるがお墓にお坊さんを呼んで
読経上げることはない。
みんなでお墓の前で楽しく料理をいただく。
晴明は二十四節期なので、今年は4月5日だった。


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コメント一覧

きじむな
コロナの第七波がやってきました。
宮古島で、一日の新規感染者数が50人を超えました。沖縄本島では1500人です。
大変なことになってきました。
ダイバー
清明祭、羨ましい習慣です❤ だんだん廃れてきているとの事ですが、此れからも出来る限り、続けて欲しいと思っています☺
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