なぜか「介護の日」今まで、あまり気にはならなかったが、
介護センターや老人福祉センター、
デイ・サービスの車や看板を多くみかける。
老人社会だから、需要が多いのはわかる。
増えすぎるのも先を考えていないような気がする。
朝からオジィやオバァを迎えに、
病院や民間介護センターの車が次から次へとすれ違う。
いつか自分もあのバスに乗る日がやってくるのかも知れない。
20代の頃は誕生日がくるたびに、「まだ20代かぁ~」と
時間が過ぎるのが遅かった。
30代後半を迎えたとき、「オジサン」と呼ばれだした。
40代後半では、アッというまに1年1年が過ぎていき、
「オジサン」と呼ばれてもなんとも思わなくなって、
「オジサンがね。」と自分で認めてしまっていた。
平均寿命なんて言葉は右から左へと通り過ぎていて、
まったく意識しなかったが
生きてきた年数より、平均寿命の方に近づくと、
あの送迎バスに乗っている自分が
見えるような気がする。
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