目についた。普段、テレビのドラマなど見ることは
ないが、世界一の水槽に見入ってしまった。
思い立ったが吉日！朝、飛行機で沖縄へ、レンタカーを
借りて一路「美ら海水族館」へ・・・
松山町から北へ上るのは10数年ぶりのこと、58号線も
昔とは変わってしまった。
子供の頃、海洋博覧会に連れてきてもらった事がある
そうだが、あまり記憶がない。20数年前、恩納村の
民宿を泊まり歩いていたとき、こんな場所にホテルが
出来てその最上階に自分が泊まるなんて想像すら出来る
はずもなかった。
昔、今じゃ有名になってテレビや雑誌でもてはやされる
カメラマン達をのせた船の操船に機材運び、モデルさんを
ビーチでナンパして調達するなんて仕事をしていた
頃がある。
撮影のないある日の休日に喫茶店で働いていた女の子と
「美ら海水族館」に改装される前の
海洋博記念水族館に来て、あの大水槽の前に
立ったとき、あまりの雄大さに何時間も水槽で
泳ぐ魚を見ていた。女の子と一緒に来たのは覚えて
いるけれど、その子の名前も顔も思い出せないのに
あの大水槽だけは忘れられない。
しかし今回は度肝を抜かれた。
アメリカのシーワールドなど比べものにならないほどの
迫力！おそらく世界一の水族館だ。目の前を手で触れそうな
ほどジンベイザメやマンタが通り過ぎていく。
それどころかまるで壮大な映画を見ているようだ。
「えぇもんを見せてもろた、もう死んでもえぇわ」
大阪のオバチャンならきっとそう言うだろう。
翌日、ホテルをチェックアウトして、すぐ宮古島へ
トンボ帰り。よかったわぁ～ 世界一の水族館や！
