市街地から徒歩5分で行けるパイナガマビーチ。
方言で南のことを「パイ」という。
南に長い浜という意味でパイナガマビーチ。
朝早くから水中ウォーキングしている人や泳いでいる人もいる。
平良港が拡張される前は、透き通ったサンゴ礁の広がる海だった。
夕方潮がひくじきになると、晩御飯の貝をとりにくる人もいた。
朝から運動する人や、木陰で休む人、夕涼みにやってくる人など
一日中人のたえないビーチである。
以前、この近くに住む人が「子供がお化けを見るという。」
子供だから、怖い夢でも見たのだろうと思っていた。
その子供に直接話しを聞くと、琉球の昔の武士のような姿で、
首がないという。
オカルトなどまったく信じてはいないが、琉球王朝時代、
パイナガマビーチは斬首場だったと記録に残っている。
おそらく地元の人でもそんな昔の話しは知らないだろう。
ビーチの突き当たりには今でも戦時中に作られた銃眼が
そのまま残っている。
70年以上前にこの中で機銃をかまえていた人がいた。
パイナガマビーチは夕日が沈むのが見られるポイント。
市街地から散歩がてら歩いて行けるサンセットポイントです。