うんたま森のキジムナー

イモ

昭和40年代まで、島の主食は、イモだったそうだ。
沖縄のイモ=紅イモではなく、サツマイモの方が多かった。

作業台船で、お弁当を食べているとき
「俺の小学校のときの弁当は米だった。」と言った
人がいた。私の感覚では「それが普通」であるが、
同い年くらいの作業員の人たちは一同
「へぇ~お前のところは金持ちだったんだな。」
と驚いていた。

白米の弁当は運動会のときとか、特別な日に
だされるものだったそうだ。サツマイモは、中国から
沖縄をへて日本に伝わったもの。
とくに水田が少なく、干ばつや台風など気象条件の
激しい沖縄では、常に安定した収穫が得られる
サツマイモは、島の人々の主食を占めることになった。

本土復帰後から徐々に生活が豊かになっていき、
主食もイモから米に代わっていったが
子供たちのお弁当は、しばらくイモが続いたという。

サツマイモは九州が有名であるが、一般に食べられて
いるサツマイモの品種は沖縄100号という品種で、
土を選ばず、どこでも栽培でき収穫量も多いことから
全国トップブランドになっている。


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