うんたま森のキジムナー

宝くじ

買い物に行くと、サンエーターミナル店の横にある
宝くじ販売所に、行列ができていた。
よく宝くじが当たる確率の話に
「当選する確率は、カミナリに打たれる方が高い。」
「航空機事故の方が高い」とか、中には
「カバに襲われる確率の方が高い。」
なんていう人もいる。
年間の高額当選者は約600人いるそうだ。

島の販売所では高額当選が出ると販売所に大きく
張り出される。過去には数億円の高額当選が何度も
出たことがある。

宝くじ当選の最低条件は、当然のことながら
「買わないと当たらない。」ということ。
宝くじが売り出されてから数日すると並ぶ人も
いなくなるので、思いついたように買うことがある。
30枚で9千円。
前にいたスタッフは900円で3枚必ず買っていた。

買ってから当選発表までが夢を見る時期。
その夢を買っているようなものだ。

戦後沖縄で最初に宝くじが販売されたのが昭和39年、
琉球大学の図書館建設資金だったそうだ。
このときの一等賞金が120万円で、その賞金を射止めたのは、
月給3千円の高校教師。
どうしてこんなことを覚えているかというと、
その人の名前が金城金蔵という名前だったから。

沖縄では当選者の名前までバレるくらいだから
この小さな島では、秘密になどできない。
「あの人知ってる?宝クジだよ」と名前まで
宝くじになっている人がいる。


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