最近、なにかと脚光をあびている「下地島」
下地島は、宮古列島の島のひとつである。
狭い水路を隔てて東側の伊良部島と隣接し、6本の橋で結ばれている。
面積9・68km 周囲17・5km 面積の98%を公有地(国、県、市有地)が
占めており日本で唯一、パイロット訓練用空港として造られた
下地島空港がある。
無人島であったが 2019年住民基本台帳によると、
人口95人となっている。
島全体が隆起サンゴ礁の島で、標高は最大で21・6m、平坦な島である。
河川はなく、伊良部島とのあいだには幅40m〜100mの狭い水路が
約3・5kmにわたって続く。水路が狭いため、航空写真などでは、
伊良部島とひとつの島に見えるが
両島は地続きではない別の島である。
島の北側は下地島空港の滑走路が海に突き出し、海の青さもあって
インスタ映えすることから17ポイント(イチナナポイント)と呼ばれる
新しい観光名所になっている。
滑走路の東は、小さな入江になっていて、下地島空港を除くほぼ全域が
伊良部県立自然公園に指定されている。
観光名所では、人気のダイビングポイントにもなっている通り池や
1771年の明和の大津波で打ち上げられたと言われている帯石(津波岩)、
海水浴やシュノーケリングを楽しめる中之島湾などがある。
下地島空港発着のバスが唯一の民間交通機関で、電車はもちろんなく、
レンタカーか自転車での行き来となる。
本土や那覇からはスカイマーク、ジェットスターが飛んでいる。