東西約6㌔南北4.3㌔平坦で珊瑚礁に囲まれた小さな島に住む
人口は約1.200人ほど。潮風が吹き、南国特有のゆったりとした
時間が流れていくのが、まるで目に見えるような
そんな島。
普段は静かな多良間島が活気づくのは、旧暦の八月八日から
三日間にわたって行われる八月踊り。
一年でもっとも華やかな日を迎える。
八月踊りは納税祝いが起源とされている。
先島諸島では琉球王朝から過酷な税を課せられていた歴史があり、
今年も無事に納められた事を祝い三日間にわたって踊られた。
「さぁ、今年も八月踊りの始まりです。皆さん、夜までゆっくりと
楽しんでください。」
この案内とともに鳴りだす笛やホラ貝。舞台の上ではきらびやかな
衣装を着た出演者たちが登場する。観客も島出身の人達がこの日に
戻り、出演者も島の人達。
琉球の歴史を物語る筋書きがおおしろい。
20年ほど前に一度だけ行ったきりで、この時期は忙しくてとても
いけそうにもない。いつかもう一度行ってみたいものだ。
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