「沖縄のルール」という本を開けたら、
昔「サンエー」派 今「マックスバリュ」派
というタイトルがあった。
今、沖縄のスーパー間では、生き残りをかけた競争の火花が散っている。
県で売上第一のポジションを占めているのが「サンエー」
創業者の折田(オリタ)さんが1950年(昭和25年)に宮古島で
開業した雑貨店が前身である。
本土復帰前の1970年、那覇に小さな衣料品スーパーを
出店したのを機に、現在は県最大の流通チェーンに成長した。
サンエーに次ぐ県内2位がスーパー「かねひで」
2008年秋に賞味期限切れ商品を販売したことが
問題となったが、その後、品質体制を強化したようだ。
近年、沖縄全土で増殖中なのが、イオングループが展開する
「マックスバリュー」だ。
沖縄のスーパー業界では「黒船がやってきた。」
と言っているそうだ。
サンエーやかねひでからマックスバリューに乗り換える
沖縄人が続出している。追われる立場のサンエーは、
沖縄の企業として本土資本企業との提携を拒み経営理念の
「自主独立」の経営を貫いている。
2022年6月17日 サンエー宮古島シティがオープンした。
地上2階建 店舗面積5850平方m 駐車台数530台。
離島では最大規模のショッピンモールである。
テナントには家電のエディオン ファミレスの和風亭
ドラッグストアのマツモトキヨシ ミスタードーナツや
大阪王将まである。
台風が来たら、行ってみようと思っている。