うんたま森のキジムナー

海ぶどう

宮古島の特産品である「海ぶどう」 
クビレズタという海藻。

「海ぶどうを食べたい」とよく言われる。
「グリーンキャビアと呼ばれているんですよね。」
そこまで期待されるとチョット困る。
キャビアに申し訳がない。

キャビアと比べるのなら値段も味そのものも天と地ほ
どの差があるような。小さなブドウのような中身は
ほとんど海水である。食べ方も難しい。醤油をかければ
房が縮んでしまってプチプチ感がなくなってしまう。
三杯酢や醤油にサッとつけてすぐに口にする。
水洗いも出来ない。冷蔵庫にも入れられない。
常温保存で4~5日。
非常にデリケートな海藻である。

以前は海に行けばいくらでも採って来られたが、
今売られているものは、ほとんどが養殖
されたもの。自然のものは隙間なくブドウが密集している。
水洗い出来ないので、海水につけながら砂やゴミを落とさ
なくてはならないので、手間暇がかかる。

西表の民宿のオバサンが「宮古島の海ぶどうが食べたい」
というので、すぐ前の海に入ったら、たくさんの
海ぶどうがあった。
そんなこととは知らずに宮古島から来る人にいつも
海ぶどうを頼んでいたそうだ。
この海ぶどうを使って色々な料理が考案されているが、
やはり海ぶどうを食べるのなら
そのまま生で三杯酢か醤油につけていただくのがいい。
天婦羅や手を加えてしまったら独特の食感がなくなってしまう。

海ぶどう丼 
そんなにいっぱい食べられない。


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