沖縄では、正月に帰省しているあいだ5日に
成人式を行う。
子供が産まれると出産祝い。
沖縄では「ナーフィー」と言って
名前がついたお祝いをする。
その次が小学校の入学祝、その次が高校の合格祝い、
そして最後が成人祝い。
盛大に行われるが、当の本人は、最初に少し顔を出して、
すぐに友達たちと出かけていく。
お祝いに行って本人を見ることはほとんどない。
沖縄の成人式は荒れるとニュースで報道されるのが
定番となっているが、ここ宮古島では
和気あいあいと、新成人みんな笑顔で微笑ましい。
この日ばかりは、飲み屋街も新成人貸し切りのようになって
いて、大人達は飲み屋街に行かないのが暗黙の
了解となっている。
「荒れない」といったが、飲みなれていないお酒を
「オトーリ」で飲むので、朝にはその辺で置き去りに
された新成人が寝転がっていることも珍しい光景ではない。
この島に来た頃は、最低でも10軒以上のお祝いに
呼ばれたが、それは過去の話で
年々、少なくなっていき、お祝いに呼ばれない年もある。
2016年は約700人 2017年は、650人ほどだったそうだ。
子供が減っているのを実感する。
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