第一陣が700羽あまり飛来した。
戦時中、池間島に駐屯していた日本兵が、空を
黒く染めるほどのサシバの大群を見て
米軍機の襲来と間違ったそうだ。サシバの大群を
敵機と間違ったなら、きっと「負けた!」と
思ったに違いない。
サシバは秋の到来を告げる秋の使者。
昔からサシバの渡りを見続けてきた先人達は
後世の人に伝えを残した。「タカの渡りは
暴風(台風)の前」今年は台風の後だった。
「タカが高く舞えば晴れ」「朝タカは雨」
「夕方のタカは晴れ」
「タカの渡り(飛来する)高度が高ければ暖冬になる」
その逆で「タカの渡りが低ければ、その年の冬は
寒くなる」と言われている。あくまでも言い伝えで、
科学的根拠が証明されているわけではない。
今日も海からの帰り、数羽のサシバが宮古島本島へ
向かって飛んでいた。天気も大陸高気圧支配の
天候にかわりつつあり、移動性高気圧が西から東へと
移動してくる。それにともなって、北風が吹き、
のち快晴になり、次いで天気が荒れる。
この繰り返しがしばらく続く。
晴れて気温は30度、曇りの天気で29度、北風が強く
吹いて28度、本土から来られる方には夏のような
気候でも、この微妙な1度が長く住んでいると秋を
感じる。
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