口にしてる。これを「グイス」と沖縄では言う。
「沖縄の暮らし」という本の中に、ヤナ口(悪口)を言い
ふらされて困ったときの対処方が書かれてあった。
沖縄は地域密着型の社会火、火のないところにも煙は立つ。
噂話はときに災いをもたらす。そんなときの対処方。
まずは、塩・米・酒をトイレの便器の前の置き、便器に
むかって座る。
サリ アートートー ウートートー
マサシェール(強い)フールの神様。
私は(住所)に住む(干支)年生まれの(名前)です。
私に口難口事が入ってきています。
人との和合を持たせ、私に対する悪い気持ちは
このフールから流してください。
今、かかっているヤナ口は受けることができません。
ヤナ口は出した人の口い返し、よい口に戻してください。
私も良い心で相手をむかえますので、
相手も良い心を持ちますように。
サリ アートートー ウートートー
このようにグイスを唱えた後、左手で塩・米・酒を便器の
中に流す。このような災いがきたとき沖縄ではユタに頼むだが、
知っていれば自分で出来るというわけ。
ユタに頼めば5千円はする。
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