うんたま森のキジムナー

マグロ

マグロを買いたいと連絡があったので、
「ハイよぉ~!」と二つ返事でOKした。
沖縄の漁獲量の半分を占めているのはマグロでキハダマグロ、
ビンナガマグロ、シビマグロ(シーチキン)、
たまにではあるがクロマグロ。どんなマグロでも良いなら、
すぐに手に入るものだと思っていた。

ところが・・・・ 漁協へ行って
「明日のマグロをすべて高値で引き取ってやるわ!」と
ドヤ顔で偉そうに言ったら、なんとここ数日、もう何日間も
マグロが上がっていないと言う。

エッ!・・・・・・?宮古島近海だけでなく沖縄県全体で
マグロがほとんど釣れないらしい。県漁連の
セリ(沖縄全島から集められるセリ)でもマグロが並ばず、
普段は安いキロ当たり800円のキハダマグロも千円以上もの
値がついていると言われた。

東北の震災の影響で遠洋マグロの漁獲高が激減、おまけに
沖縄だけでなく日本全体でマグロが釣れていないそうだ。
偉そうに「マグロくらいいくらでも送るよ。」と言って
しまったもので非常に困っている。

シーズンに入って、ほとんど漁協へは顔を出していなかったので
マグロが釣れていないなんて、知らなかった。
マグロ一本釣りの漁師に、「マグロが釣れたら連絡してくれ」
と言ったら、「マグロのいるところがわかったら教えてくれ」
と言われた。マグロ漁に行くと燃料、氷、餌代がかかる。
釣れないから他の魚を釣ってくるというわけにはいかない。
釣れないとわかっていて行くようなことが出来ないのがマグロ漁。
いったいマグロはどこへ行ってしまったのだろう。


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