潜るのなら金を払え!と嫌がらせのように
やってくる漁師も70歳を超える歳だ。
嫌がらせを受けるダイビング船の船長も
漁師を気遣って、「ジュースでも飲んで
少しは休憩しろ」と缶ジュースを投げて
渡した。渡された漁師は爆弾を投げられた
と勘違いして海に飛び込んだそうだ。
沖縄では復帰前、復帰後もしばらくは
ダイナマイト漁が続けられた。大戦中の不発弾から
火薬を取り出し、自家製のダイナマイトを作って
漁をしていた。ダイナマイト漁で手を失った漁師や
耳が聞こえなくなった漁師を知っている。
爆弾の怖さを身を持って知っているからこそ、
反射的に海に飛び込んだのだろう。
笑えない話だ。
アメリカでハロウィンのパーティーに招かれた
ことがある。ほとんどの人が仮装しているので
誰が誰だかわからない。ある女性が「誰が日本人
だかわからないわね」と言った。
するとベトナム人の青年が「この中で日本人を
探すのは簡単だよ」と言う。
「大きな声でホールドアップと叫んで、
クラッカーを鳴らせばいい。突っ立ったまま
いるのが日本人さ」このジョークに韓国人も
大笑い。日本人の私は笑えなかった・・・・
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