港のスロープや潮の引いた浜辺でアーサーを捕るオバァの姿を
よくみかけるようになってきた。
船に乗るので毎朝、潮の干満を見るくせがついている。
そして船には潮見表、GPSにも潮の干満時間が表示される。
オバァ達は潮の干満を潮見表やパソコンを使って
知るわけではない。
八九計算という技を使うのだ。
旧暦の暦を知っていれば、計算して割り出すことができる。
それが、『8・9計算』
旧暦の日に8をかけて、出た数字の十の位が「時間」
さらに、一の位に9をかけた数字が「分」を表す。
たとえば、旧暦の7月2日ならば
7月2日の2×8=16の 十の位の「1」が時間 → 1時
一の位の「6」と9を掛けて 6×9=54 → 54分
旧暦7月2日の干潮の時刻は 1時54分(01:54)ごろとなる。
1日に干満と満潮は二度あるが、計算法ででた時刻の
±6時間で満潮時刻、+12時間で次の干潮の時刻が
割り出される。
また、旧暦の16日の潮は旧暦の1日と、旧暦の17日は旧暦の
2日とほぼ同じになる。
ただし、旧暦のひと月は29日と30日の月があったり、閏月が
あったりするので、目安として知っていると便利。
最新の画像もっと見る
最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事