タバコの匂いで目が覚めました
眼の前には煙りがたゆたっています
その先には何もありません
不思議な感覚です
何も有りませんと見えるのです
言葉が聴こえる訳でもなく文字がある訳でもなく、
ただその先には何もないと視えるのです
私はまだしっかりとは目覚めていないのね、
タバコは、父が吸っていました
子供の頃、私はタバコの匂いが好きで
よく父のそばに寄って行ったものです
買いに行かされた事もあります
父はいつの間にかタバコは吸わなくなりました
何故やめたのか、止めるときはどのようだったのか
覚えていないので多分私が結婚してから辞めたのだと思います
次男がタバコを吸いますが子供たちの前では吸わないようです
我が家にたまーに来ても外に出て吸っています
タバコの匂いは、私にとっては懐かしいし
何かしらのんびりとした感じもして好きなのですが
今は愛煙家は、他の場所で吸うので匂いを楽しむことも
あまり出来なくなりました
かと言って自分は吸おうとまでは思わないの
それにしても今の時代タバコを吸う方は
肩身の狭い思いをしていて、
見ていても気の毒に思います
煙草の味のまま、無害の物を作るということは
出来ないものなのかしら?
何でも技術や加工が進んでいるのに何とかならないものかしら?