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ガチョーン (天風禄)

2010-09-14 17:34:10 | 話題 ニュース 
バーボンストリートパレード  谷啓


すまし顔で机に向かう友達をちゃかすのに格好のギャグだった。「ガチョーン」と右手を前後させると、相手はぷっと噴き出したものだ。テレビ番組にお目見えしたのは東京五輪の前年の1963年。お茶の間から教室まで広がった流行語のはしりといえよう

生みの親の谷啓さんが旅立った。当時、人気絶頂のクレージーキャッツのメンバー。冗舌で笑いを振りまく植木等さんに対し、谷さんのせりふには独特の「間」があった。とぼけ顔だが、ここぞというときに周りをずっこけさせる。それが持ち味でもあった

トロンボーン奏者としても国内で指折り。アドリブで半拍遅らせるジャズの極意を一発ギャグに生かしたという。素顔は研究熱心で努力家。グループの時代が終わっても、名脇役としていぶし銀のような存在感を放った

戦前の広島で幼いころを過ごした。その縁もあってか、12年前には中国放送が制作した映画「マヌケ先生」に出た。大林宣彦監督の半生がモデルのファンタジー作品。「とぼけ顔」で主人公を古里尾道に導く謎の紳士という役回りである

「マヌケのいない世界は、ずる賢い人々で埋められてしまう」。謎の男の劇中のせりふが胸に響く。ちょっと間を抜き、空気を和ませる。「ガチョーン」はなかなかに奥が深い。
(9月14日中国新聞より)以上

印象深いのは「シャボン玉ホリデー」クレイジーキャッ時代、学生頃よくみていました。歌番組でまさにオールディーズ時代。 

写真 広島市夜景











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