ウルトラマンアーク
第4話「ただいま怪獣追跡チュウ」は、SKIPの紅一点であるリンさんと商店街の人々の間にある絆に心が温まり、アークの新たな力に血潮が滾り、そして、ちょっと、不安って意味合いでのドキドキを覚えた回でした。
惣菜店の女将さんが、オマケをしてくれるほど常連になっているリンさんは、商店街がとある鼠に困らされている事を知る。どうにかしてくれ、と女将さんたちからせがまれたリンさんは、自分達が怪獣や宇宙人の調査が専門だ、と前置きしながらも、何だかんだで、確認に動いてしまう。お人好しってのもあるんだろうけど、やはり、リンさんは商店街の人々との絆を大切にしたいんだろうな。
調査の結果、確かに、鼠っぽい何かが商店街に出没している事が判明する。どうにも、この鼠は電気を主食しているようだ・・・・・・電気が主食って何だ? まぁ、そこはさておき、商店街に出ている被害と鼠が電気を主食にしている、この二つからリンさんは、鼠が近場にある工場を巣にしている可能性が高い、と見抜く。ユウマとユピーに地上の捜索を任せ、リンさんは広報担当の人と共に地下に向かう。関係者以外は立ち入り禁止の部屋に、リンさんが入ろうとしたのを広報担当者に難色は示したけど、リンさんが自分の仕事を全うしているだけ、と感じた担当者さんは渋々ながらも、入室を許可する。
リンさんの読み通り、電気を主食にしているバケモノマウスは、そこにいた。ネズミってのは、人間の掌に乗る、ギリ譲歩しても肩に乗るサイズだからこそ、ある程度の愛嬌が発生する。ほぼ人間大で、二足歩行して、なおかつ、顔つきも凶悪となると、もう、可愛さの欠片もない。そのバケモノネズミが大量の電気によって刺激を受け、巨大化しちゃったら、もう、ねぇ? 電鼠怪獣・ネズロドン、もう、これは「ピカチュ〇か?」とツッコまざるを得ない。ユウマはアークに変身し、ネズロドンとの戦闘に突入する。頭の固さに苦戦するアークだが、有線で電気を吸収しているネズロドンはケーブルで動きに制限があった。アークはネズロドンが攻撃を自分に届かせられない位置から、チマチマと光弾で攻める。その間に、リンさんはユピーと協力して、ネズロドンへの電力供給を遮断し、大爆発を未然に阻止するのだった。
しかし、電気が来なくなった事で切羽詰まったのか、ネズロドンはケーブルをぶっち切って、自由に動けるようになってしまった。アークのバリア、これは結構な硬さのハズだが、ネズロドンの頭突きでパリンッパリンッと簡単に割られてしまう。追い詰められたアークだが、リンさんたちからの声援を受け、気合が入り直す。その感情に呼応し、ユウマの想像力はスパークし、アークに新たな力を与える。それが、ソリスアーマー。アークは武装でタイプチェンジするのね。見た感じ、スピードを切り捨てて、パワーとタフネスさ、一撃必殺性に振り切ったタイプかな。必殺技であるアークファイナライズを撃つ時は、アーマーを解除するのも、基本フォームの大切さを推している感じがあって良いですね。ネズロドンが倒された事で、リンさんが大切に思う商店街に平和が戻って何よりだ。
爆上戦隊ブンブンジャー
バクアゲ28「光を振り切って」は、私の推しの一人でもある錠さんをメインにしたストーリー展開になっており、シリアス具合も良い感じでした。
ディスレースへの復讐心を自分でも抑えきれず、仲間を傷付けてしまう事を恐れた玄幡さんは悩んだ末に、ブンブンジャーを離脱する事を選択しました。優しいからこそ、自分も苦しくなる決断を下しましたね。大也は、そんな玄幡さんの離脱を許しはしたものの、心配は尽きない様子。自分も玄幡と同じ決断を下した、と思うからこそ、余計に、自分の選択は正しかったのか、と何度も自問自答しちゃうんでしょうね。玄幡さんに、未来と錠さんは心からの気持ちを伝えるも、その本気の声が玄幡さんの心を締め付けちゃうんですから、皮肉なもんです。
一方で、ディスレースはサンシーターを使って、「何か」を探させていました。ディスレースが探していたもの、それはマッドレックスの愛犬。前回、この愛犬が出てきた時は、大也もしくは玄幡さんに保護されるのかなぁ、と予想していたんですけど、まさか、ディスレースたちに捕まってしまうとは。しかも、ディスレースは、その愛犬、前回、ギャーソリンをたっぷりと染み込ませたカーペット、そして、強奪していた謎のパーツ、どうやら、これはマッドレックスの遺体(?)の一部だった様子、を素材にして、マッドレックスを復活させてしまいました。ただ、この復活したマッドレックス、様子が妙ですね。
マッドレックスを復活させたディスレースは、イターシャに新たな苦魔獣を生み出すよう、命じました。ネオングルマーはレストランにやってきた一般市民を脅かし、ギャーソリンを搾取する作戦のようです。そのギャーソリンを、ワープ機能を使って直で本星に送るってのも抜け目がありませんね。苦魔獣を討つべく、現場に向かう途中で、大也たちの前に姿を見せたのが、ディスレース・フューリー。戸惑いながらも、大也はマッドレックス・フューリーを単身で引き受けます。残ったメンバーはレストランに向かいます。全員、闘志が漲っていますが、玄幡が離脱した事で、彼が抜けた分を自分が頑張って埋める、と気合マシマシな錠さんは攻撃に力が入っていましたね。
ネオングルマーの強さに追い込まれながらも、錠さんの戦意は決して、折れたりなどしません。むしろ、玄幡さんへの尊敬が増している錠さんは普段よりも、愚直さを大いに発揮し、ネオングルマーに猛攻を仕掛けていきます。ブンブラックの怒濤の攻撃にネオングルマーは泡食ってしまいます。普段のロッドモードじゃなく、玄幡さんが使うアックスモードでネオングルマーを倒すってのが熱いですね。巨大化したネオングルマーに対しては、ブンブンジャーロボポリスで立ち向かい、撃破します。ネオングルマーが倒されたのを見たディスレースは、ブンレッドと戦っていたマッドレックス・フューリーにも退くよう命じました。やはり、マッドレックス・フューリーは、かつての熱を持っていないようですね。もしかすると、ブンレッドと戦って行ったら、元通りになるのですかね。色々と起きる感じですが、ますます、楽しみになっていきます。
仮面ライダーガヴ
第2話「幸せザクザクチップス」は、ショウマが新たな絆を結ぶと同時に、ガヴがフォームチェンジする激熱な回でしたね。
またしても、空腹状態に陥り、行き倒れ状態になったショウマを拾った(?)のは、何でも屋を営むギャル社長の幸果。彼女から食べ物を恵んで貰ったショウマは、初めて食べるポテトチップスに感動すると同時に、母との思い出を振り返る。どうやら、ショウマの母親は、グラニュートたちの世界に無理矢理に連れていかれたのか、人間界で食べていたモノを恋しく感じており、その気持ちをショウマに幾度も語っていたようです。だからこそ、ショウマは人間界のお菓子の美味しさに感動するんでしょう。
ショウマは一飯の恩義で、幸果の友人である律の引っ越しを手伝う事に。力持ちのショウマは、引っ越し作業では大いに大活躍。自分が幸果と律を喜ばせる事が出来た、と実感し、自信も持てたようです。念願の一人暮らしでテンションが高まっている律。そんな律を狙っているグラニュートが一匹。変身者がお笑い芸人の「我が家」の坪倉さんだったのも、ちょい驚きました。やっぱり、これくらいの年代の人は、どんな役でもいいから出たいのかな。
皆を幸せにする、幸せにしたい、幸せを守りたい、そんな気持ちを抱いたショウマの元に、律の家に潜り込んでいたザクザクチップスゴチソウがやってくる。彼らが持ってきた情報、それは、律がグラニュートにヒトプレスされてしまった、というもの。当然、ショウマは律を助けに向かいます。ガヴへ変身し、ウィップルを圧倒。途中、ウィップルの人間の幸せを見下す発言にプッツンしたガヴは一気に攻め、律を取り戻しました。
もちろん、ウィップルだってやられっぱなしではなく、八本の触手でガヴに襲い掛かります。手数の多さで攻めてきたウィップルに追い込まれたガヴは、ここで、ザクザクチップスフォームにチェンジ。このフォームは、両手に剣を持った斬撃を得意とする感じのようですね。しかも、ザクザクチップスラッシャーは良い角度で斬撃を繰り出さないと、刀身が砕けてしまう一方で、切れ味が抜群で、なおかつ、刀身が自己修復する機能持ちでした。ピーキーではありますが、使いこなせれば、かなり強力。いつものように、二択を突き付けたガヴは、戦いの続行を選んだウィップルを一刀両断しました。助け出した律に怯えられ、ややショックを受けながらも、ガヴは彼女を気遣う言葉をかけてから、その場を立ち去ります。そんなガヴを目撃し、我を忘れるほど気持ちが高揚したのが、フリーライターの辛木田。一体、彼がこれから、どんな感じで、ショウマと絡んでいくのか、期待が大きくなります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます