「君の名は。」 ずっとずっと探してた

今日は子供が創立記念日で休み。
平日休みと言っても、車に乗れない私は、
映画ぐらいしか連れていってあげられないけど・・・

何が観たいか聞くと「君の名は。」だって。
わかるのかなー？大丈夫かなー？と思いつつ。

「君の名は。」（Your Name/2016年・日）

とにかく評判がいい、話題の映画。
台風接近の平日にもほぼ満席。

山間部の田舎に暮す女子高生の三葉（みつは）は
退屈な暮しや父が町長であり、由緒ある神社の巫女という
家庭を飛び出したくてしかたない。
一方、東京の男子高校生、瀧（たき）。
二人はお互いの体が入れ替わるリアルな夢をみる。

それが繰り返され、ただの夢でないことを知る。
そして、その入れ替わりには大きな意味があることを・・・。

ネタバレせずに感想を書くのはとても難しいのだけど
ちょっとだけ言いますが、
タイムトラベルがらみの、予想より壮大なお話でした。

何度もいいますが、ワタシ、切ないフェチです。
こういう、会いたいのに会えない、つのる想い・・・
というタイムトラベルものはたいてい泣けちゃいます。
「イル・マーレ」も「ある日どこかで」も「レイト・フォー・ディナー」も
今度映画化される「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」も
オススメします。

二人の入れ替わりの意味や、
その結末、ドキドキしながら、
切なくて涙しながら観ました。

あれ？と思う部分や
ちょっと待って！もう一回言うて！というところや
ツッコミたくなる部分もあるのですが、
けっこう説明的なセリフもあるし、
伏線は回収されてるし、
なにより、映像がとてもとても美しく、飽きませんでした。
（ご覧になった方、語り合いましょう（笑））

小３の息子、じーっと一生懸命観てました。
「めっちゃおもしろかったわー」と言ってたけど
「どこが？」「○○なのはわかった？」
などなど聞いてみると、「よくわからんけどおもしろかった」らしいです
子供には難しいわな。

ただ・・・アマノジャクの私としては
「ここまでヒットするような映画かな？？」
という疑問も少しあります。
この手の話では、マイナーだけどすごく良い映画や
小説もたくさんあるのになーって感じ。

それと、キャラ設定、主人公の女の子の
幼馴染の友達は　ガサツで朴訥な坊主頭の少年と
気のいい平凡な女の子、っていうの
ありふれてる・・・。ちょっと「まれ」の”あの”坊主の人
思い出したよ（汗）

あと、「前前前世」はとってもよかったけど
RADWIMPS（知らない）の曲尽くしは、オバサン、ちょっとついていけないわ。
一昔前みたいな。叙情的なせつなーい曲だと
もっと泣けたなーみたいな（笑）

・・・オバサンは黙っとけ？ハイ、その通り。