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八ケ岳南麓で田舎暮らししています。

「沈まぬ太陽」

2025-01-26 | 書籍

 

朝日と富士

2025-1-2 (6時50分) 

 

山崎豊子の長編「沈まぬ太陽」を読んでいる。

 

何度も泣いた。

辛くて前に進めない。

本当に辛くて、泣きながらでも読んでいる。

 

 

もう少しで読み終えるのだけれど

読もうとすると苦しく吐きそうになる。

 

 

次々と襲い掛かる苦難、また苦難。

 

今まで悪人の出てくる本はあまり読んでいなかったが

ここには出るは出るは…

姑息で、欲深く、怨念の塊りのような魑魅魍魎が

息する暇も与えず、うじゃうじゃ出てくる。

 

恩地(主人公)負けるな!

私も頑張って最後まで読む。

 

 

 

 

 

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「老犬ごはんの教科書」

2024-12-18 | 書籍

 

我が家の末っ子のルイの食欲がどんどん落ちてきて

吠える勢いも回数も減ってきてどうしたものかと。。

 

 

図書館で素晴らしい本を見つけました。

 

隅から隅まで健康に拘っていてコスパは徹底的に無視したレシピです。

うちの仔もこれらを7歳ごろから食べていたら良かったかもしれません。

 

 

 

情報があふれていて、

魚はダメとか卵白はダメとかいろんな知識が入ってきているので

カリカリが一番安心していられたのですが

 

今はもう見向きもしなくなって。。

 

教科書を見ながら作って

みたのですがお口にあわないようです。

 

AD缶とササミはどうにか食べるので

今はそれで命を繋いでいるところです。

 

覚悟はしているのですが

別れが近いかもしれません。

 

 

 

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曖昧な

2024-11-08 | 書籍

 

図書館にいったら童話を1冊読むことにしています。

 

童話はかな文字が多くて字が大きくて読みやすいので

時間をかけずに読めます。

 

「黒井健絵本ハウス」は八ケ岳南麓にあります。

 

 

童話はたいていが大きくて私のリュックには入らないと

いうこともあり借りないで図書館で読みます。

 

読書コーナーから見た富士山

右の丸い屋根はプール

 

 

私が行くのは大抵平日なので

子供さんをあまり見かけないのですが

お子さま用の本がとても充実して

職員さんの展示レイアウトにも気合いが感じられます。

 

ここ八ヶ岳南麓には文化芸術に長けた方が

大勢暮らしていることもあり

地元ゆかりの作家さんのコーナーもあり親近感で

ワクワクします。

 

 

 

童話ではないのですが、

上野千鶴子さんのコーナーには

女性が元気になれる本が沢山あります。

 

 

 

図書館まで歩いて往復4キロ弱でちょうどいい距離です。

 

※4キロ弱というのは、

4キロとちょっと?4キロに満たない?

どちらとも正解なのかもしれませんが

私は4キロに満たないという意味で使っています。

 

 

今、太宰治に捕まりました。

上下巻合わせておよそ2000頁になります。

 

 

読み切れる自信は100%ありませんが「人間失格」

に引き込まれてもうどうしようもありません。

 

とりあえず、行けるところまで行ってみます。

 

 

 

 

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「智恵子飛ぶ」から

2024-10-23 | 書籍

 

また、日にちが空いてしまいました (゜゜;)

来月の文藝倶楽部の集会に向けて図書館に入り浸りでした。

 

前回(9月)提出した作品に対して、先生からダメ出しがあり

何度も何度も推敲して宿題を片付けました。

そして、来月の集会に向けて新しいものを数点詠みます。

 

 

文藝倶楽部の皆さんは「詩」を書かれます。

 

詩は難しいので私は短歌です。

俱楽部の中で、短歌は私だけなので仲間が欲しいのですが

近くには短歌倶楽部があるのか無いのか…

 

でも、いずれ詩も書いてみたいと思っているので勉強になります。

 

夏野菜の片付けと秋冬野菜の種蒔きもやりました。

まだ未完成ですが、簡単な洋服も作っています。

 

 

病院通いが間遠になり、薬も減りました。

 

 

先日買ったテレビが優れものでして

と言うより、今のテレビは優秀でビックリです!

 

Netflixに入っただけなのにドラマも映画もYouTubeも見られます。

 

 

 

話が飛びますが、

大活字本で津村節子著「智恵子飛ぶ」を借りて読みました。

高村光太郎目線の「智恵子抄」のほうが有名ですが

「智恵子飛ぶ」は高村智恵子が中心の物語になっています。

 

そして今日、高村光太郎の智恵子抄を借りて来ました。

それは正解でした。

智恵子を知ってから光太郎の詩を詠んむと

今まで見えていなかったものが丸わかり状態になります。

 

 

智恵子を知らないお若い方も、

懐かしく思い出される同年代の方も

「智恵子飛ぶ」から始めてみてください。

 

最近、回し者になったような気がしていますので

お勧めは控えたいと思いますが…

 

明日からは「金子みすゞ」に入ります。

 

 

「からだじゅうすきまだらけのひとなので風の鳴るのがとてもたのしい」

笹井宏之 題詠blog100首「温帯空虚」より

 

 

 

 

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笹井宏之

2024-10-08 | 書籍

 

先日、図書館で俵万智の本を借りた。

 

「えーえんとくちから」という小さい本も借りた。

 

著者は笹井宏之

 

前書きという事なのだろうか

「短歌という短い詩を書いています」笹井宏之

 

おぉ、短歌は短い詩なのか。。

 

えーえんと、くちから

えーえんと口から泣き声が漏れた? というような事なのかと思った。

それがそうではないという事は下の句で解った。

 

永遠解く力を下さい

 

えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい 笹井宏之

 

パラパラめくってみた。

惹かれた。

 

俵万智の「愛する源氏物語(上下)」と一緒に借りた。

 

 

俵万智しか知らない私が二人目の歌人を知った。

 

帰宅後、検索しまくった!

ささいひろゆき 笹井宏之 筒井宏之

 

ウィキペディアより抜粋

佐賀県生まれ、2009年26歳で夭逝 

15歳の時難病の「身体表現性障害」で寝たきりになり高校中退

 

検索で彼の偉大さを知り

無知な自分を恥じるより

図書館での偶然に深く感謝した。

 

そして、彼のブログを見つけた。

それがなんとgooblogだったことに縁のような親しみを覚えて

僭越ながらブックマークに載せさせて頂きました。

 

笹井宏之のブログ 温帯空虚

亡くなる2年前(2007年)に「完走報告」というあとがき的メッセージで閉められています。

最初から最後まで読み進めると100首1冊の短歌集になっています。

 

素直な気持ちで読み解く事が出来ると思います。

 

 

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