という、やたらながいタイトルの DVD を Amazon で購入。
3日ほど前に配送されて手にしてたけど、
現在、オフクロんちに居候中のため DVD プレイヤーがない。
休日のきょう、会社のパソコンでやっと鑑賞した。
佐野さんのファンだから、観れば感動するしカッコイイと思うのは当たり前。
でも、このライヴ DVD はホンモノのライヴ DVD 。
佐野元春 AND THE HOBO KING BAND TOUR 2006 「星の下 路の上」 価格:¥ 9,800(税込) 発売日:2006-11-22 |
この DVD にたいする僕の感想は、ずばり「ネイキッド」。
MC も曲間の時間もふくめて、すべてノーカット。
インタビューやコメント、作為的なイメージ画像、ツアーのヒストリーや背景
などの挿入はいっさいなし。
ネイキッドな編集によって、実際にライヴ会場にいるような臨場感を醸しだしてる。
本来、ライヴ DVD っていうのはこうあるべきだと再認識させられた。
このような編集ができるのは(ていうか、編集してないんですが…)、
もちろんライヴ自体のクオリティが高いから。
H.K.B のプレイヤービリティの高さはハンパじゃないし、
なんといっても佐野さんのキャリアならではのセットリストに圧倒される。
曲のアレンジは、総じて、
The Heartland 時代から H.K.B まで変遷してきた各時代のヴァージョンをいいとこ取りして、
それをオリジナルのフォーマットにもう1度乗せたようなイメージ。
オールドファンはもちろん、コンピレーション盤しか聴いたことのないニューカマーも楽しめる構成だ。
オジさんバンドの中にあって、TT Sisters がステージに花を添えている。
バッキング・ヴォーカルはもちろんだけど、パーカッションでもガンバっていた。
とくに「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」でのタンバリンは存在感バツグン、
効果的ですばらしかった。
年齢的にかつてのがなり立てるようなヴォーカル・スタイルは望むべきもないが、
「僕は大人になった」的パフォーマンスでファンを魅了してくれる。
まるで、復活した The E Street Band を彷彿とさせるライヴ映像だった(て、そこまでオッサンじゃないですけど…)。
僕的には、「ストレンジ・デイズ」サイコーでした。