SIDEWALK TALK

T.REX

Trex最近、T.REX をよく聴いている。
以前ハマってたのは高校時代だから、もう20年以上もまえになるのかな。
CD の録音(再生)技術の向上から、
近ごろはかつての名盤がリマスターされてリイシューされることが多いので、
オールドファンにはウレシイかぎりだ。

ところで、T.REX 。
バンドというよりマーク・ボランのソロ・プロジェクトといえるこのグループは、
グラム・ロックを代表するミュージシャンといわれている。
本来自由が信条のロック・ミュージックに、
「グラム・ロック」なんていうジャンルをことさらに設けるのには違和感を覚えるけど、
彼ら(マーク・ボラン)の音楽性は確かに過去のそれとは一線を画していた。

マークが開発した?グラム・ロックにたいする僕の見解は、曖昧模糊として説明しづらい。
見かけの面からジャンル分けすると、
ケバイ化粧をして、中性的なファッションを身にまとい、退廃とクールさを演出する
ということが特徴づけられるのかな?
ちょっと前、日本でビジュアル系バンドといわれてた形態にちかい気もする。
  
音楽性については、さらにむずかしく、定見はあるのかな?
シンプルなビートやキャッチーなサウンド、
無造作でありながら存在感のあるエレクトリックギターのイントロ、
サックスなどのブラス・セクションでリフを刻む…etc
要はなんでもありで、ジャンル分けはむずかしいみたい。
 
T.REX のスタイルは、大御所ローリング・ストーンズにも影響を与え、
デヴィッド・ボウイなどが追随するほど、大きなインパクトだった。
日本では、BOØWY (布袋寅泰)や X JAPAN が、その系譜に入るのかな。
T-BOLAN は、T.REX とマーク・ボランの掛け合わせだということは一目瞭然。
ただし音楽性は、あんまりちかい気はしないけど。
  
僕のフェイバリット 佐野元春にも、T.REX の影響がチラホラ見え隠れしている。
「シュガータイム」のイントロなどはその最たるもので、
はじめてこの楽曲は聴いたときは、「佐野さんも、T.REX 好きなんだ」、とうれしくなった。
 
グラム・ロックの「 glam 」の語源は「 glamourous 」(グラマラス)といわれてるけど、
以前、イギリス人にいったら通じませんでした。
彼曰く、
英米では一般に「 Glam Rock 」とはいわず、「 Glitter Rock 」(グリッター・ロック)と呼ばれてる
とのこと。
慣れてるせいか、グラム・ロックのほうがピンときますよね。
  

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