霧の海通信・ふるさとの風景

三次市高谷山からの霧の海通信。見逃した人にも美しい景色を。変わる街の様子や四季折々の自然を発信したいと思います。

今日は蒸し暑い、方言考・・

2010年06月19日 | つれづれ日記
朝は20度、もう28度になり、とてもムシムシする。
梅雨雲に覆われている街。どうやら雨は降らなさそうです
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kiriojiさん、昨日から変な方言で頭を悩ましているニャー。
モモもだいぶ考えたよ。


ニャーンとも分らん、お手上げ、教えて!


今朝とって来たスズメあげるから。


それじゃー、少し分ったところで見解を
「どんじこうする」は、子供たちが一つのものを取り合いする姿。
  物が少なく、子沢山だったころにはよく叱られた「どんじこうするなーっ!」

「危うく」は、コメントしていただいたように、三次地方では「よっぽど」・・しょうった。
等と使っていたのではないでしょうか。
 一晩中というのは「夜通し」がなまり、「よっぽでぇ」のような表現をしていたような・・・。
自信はありません。

「こける」は、つまづく、ころぶ等の総称。
「さでこける」は、前へすってんころりん。
「はねこける」は、後ろへひっくり返る様では。
「いなげなことをいう」は、変な、難しい、いやみなことなどの総称では。

正に、「いなげな問題を出すのうー」といわれてしまった。

ちなみにkiriojiの最も好きな表現は「歯がはしる」と「しわいのー」です。
歯の痛さは独特で、単に痛いでは表現力が貧しい。
「しわい」は体が疲れたとき、なんとも言えない辛いとき、「しわいのー」と言えば
気持ちがよく分る。 山口ではしわいは竹のように「しなる」に例え、人間に対して
「あいつは中々シワイやつじゃ」などと粘り強さを持ち隅に置けない人間の表現と
聞いたこともありますが・・・。


 これが、方言の良さなのだと思います。
「あがぁな」「こがぁな」は、あのような、このようなですね。

 蒸し暑い梅雨時期はこんな話題で盛り上がりましょう。

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