KISHOの東京・沖縄・奄美日記

沖縄にいながら奄美と東京を巡るヒゲ親父の日記

組踊に親しむ

2010-08-04 17:43:37 | Weblog
組踊(くみおどり)は沖縄方言による台詞や三線・胡弓・琴・太鼓・笛などの和楽器による音楽、踊りで構成される演劇。海洋交易華やかなりし琉球王朝時代、時の中国政権から派遣される使者(冊封使・さっぽうし)が新国王の任命に琉球を訪れるわけですが、使者を歓迎するために作られたのが組踊。最初に組踊を制作したのが当時の踊り奉行玉城朝薫(たまぐすく・ちょうくん)。その組踊に親しむ普及公演を観覧してきました、国立劇場おきなわ。舞台上演は生まれて初めてです、ひげ親父。作品は玉城朝薫作「ニ童敵討・にどぅてぃちうち」、護佐丸・阿麻和利の変を扱った作品で1719年の冊封時が初演とか・・。う~ん、国指定重要無形文化財。素晴らしい、上演者や地謡(じーうてー)、郷土の伝統文化・芸能がしっかりと息づいている。