朝から久しぶりの降雨、厚い雲は日射し遮り夕刻のように薄暗い。快晴続きであったので慈雨ともいえる。波の上ビーチに抜ける通りは対馬丸記念館に面しているが、通り沿いに数本の街路樹はゴールデンシャワー。鮮やかな黄色の花弁が縦に連なって咲いている、伝って落ちるは雨の滴。静謐な雨音も一時の涼を呼ぶ。
本日7月8日は語呂合わせで、なは(那覇)の日という・・・定められたのが何時かは知らないが。さいおんスクエアで、なはの日記念イベント+ラジオ公開放送に立ち会う。ステージは屋外だが、常に涼しい風が吹いていて厳しい暑さを和らげているのがなにより。イベント・うちなーぐちを語やびら・・・ラジオ方言ニュースでお馴染みのキャスター、伊狩典子さんが糸満ハーレーにちなんだニュースを流暢なウチナーグチで披露すると、会場に詰めかけたおばあちゃんたちが伊狩さんのコメントにウンウンと頷いているのが分かる、微笑んで。そういえば昨日の面接で、あなたの好きなウチナーグチを教えて?と、若者には少々難しい問題を数名に投げ掛けたところ、なんくるないさ・ゆいまーる・ぬちどぅたから・・・などと返ってきた。内心、嬉しかったよ、おじさんは。好きな理由も根拠明白で、答えが形になっていてね。
7月に入り地元各社の株主総会が一段落、連日のように経営幹部の表敬を受ける。で、年齢若返り現象もあって、ひげ親父と同世代の代表取締役が目につくことに相成る。会話が近いのは親近感を醸して、同時代を生きる世代には有難い。ひろみ・郷も同世代だが、なんて若々しいこと。首里の儀保交差点を彩るオオバナサルスベリ、鮮やかな紫が花開いてきた。昨年夏は相次ぐ台風接近の影響で開花が果たせずであったので、今年はどうか?と気になっていたのでホッとする。
晩酌のひとときをテレビ観て過ごしている。脳特集で脳を若く保つレッスン・・・ウォーキング、ダンス、知的好奇心、人目を気にする。そして回想する・・・日常的に続けている習慣が脳を刺激し、老化を防ぎ、ひいては認知症の予防に繋がると指摘している。どれも親父的には日常的ではあるが、人目は余り気にしていないので、ここはパスとなる。本日午前、福岡から表敬の来客二名あり。なんと!この時期にスーツのネクタイ姿。お昼時なので嶺吉食堂でテビチ、煮付けのカメーカメー攻撃の結果、やっとスーツ脱いでワイシャツめくる。うり、汗ばむでしょ?沖縄のおもてなし料理を額に汗して食していただいた。
朝のウォーキングで宜野湾市嘉数高台に足を運ぶ。7月に入りクマゼミも鳴きだして朝の静寂を賑やかに破っている。展望台から眺める普天間基地はヘリが確認出来ず、休日なのか静かだ。問題含みの軍用ヘリ、オスプレイの配置先として取り沙汰されている普天間基地。静寂を破るのはセミの合唱だけでよい。さて、昼前に海が見たくなってバイクを飛ばす。中城村吉の浦海岸は干潮のため、潮干狩りの家族連れの姿を見かける。岩礁の隙間にチンボーラーを探し、何時しか童心に帰る。自宅に持ち帰り暫し真水に浸して後に茹でて、針先で身を取り出して食べることにする・・・海の恵みを頂きます。