ヤンゴン街角散歩
ヒャー、面白いわ、この街。学校にいるだけで、楽しいものが向こうからやってくる。街を歩けばさらに楽しい。これでミャンマー語が話せたら、3倍楽しくなるだろう。前のパン屋の親父さん、メロンパンが美味いけど何か持ってそう。学校帰りに立ち寄る茶店の若者、色々話しかけてくるが会話が成り立たない。
先生(学校のお嬢さんたち)にミャンマー語を教わり、反対に自分が日本語を教えているのだが、60過ぎた頭にはなかなか浸透しない。お脳のしわがほどけない。
自分が教えている生徒が、一晩でカタカナを全部覚えてきたのには魂消た。二十歳ちょっとの頭にゃ、何でもぐんぐん入り込む。
ミャンマー語の学習はカタツムリの遅さだが、英語は日々ブラッシュアップされている。ミャンマー語の授業は英語だし、毎日セヤーマ(女の先生)と話しているからね。
先日、スズキさんとナイトマーケットに行った。ほら、無料夕食配布所の時に道に迷って行き着いた線路を超える歩道橋。あれを渡って大きな通りを横切ってすぐ。といってもヤンゴンの人すら分かるまい。
学校から歩いて15分くらいだ。あの時、東に向かっている積りが、南に向かっていたことが分かった。全然方向違いだった。無料夕食配布所は無かった。満月の祭りの三日間だけだったのね。
ナイトマーケットは、凄い規模だ。内と外に分かれている。外は野菜・肉・果実・花・魚等々で、内は食品・衣料品・雑貨その他。例によって裁縫コーナーもあり、女の子とミシン一台が狭いスペースにひしめき合っている。ここは21時までのようだ。
固定の店舗も通りに並び、熱帯魚の店や植木屋があった。もちろん食堂も、屋台と店舗と様々ある。ここで食べた食堂の飯は美味かった。特に、ライムジュースが絶品でした。
注文すると、女の子が近所の市場の店に買いに行った。ので、ずいぶん時間がかかり、飯をほとんど食い終わっていた。このライムジュースは、カクテルのブラッディーマリーのようにカップの縁に塩が付いているのが憎いね。これで少量の砂糖が甘さを増す。冷たくて、ちょっと酸っぱくてのどに心地よい。麺は、お母さんがグジョグジョにかき回してくれた。お姉さんが、皿の縁に溢れたスープを丁寧にふき取ってくれた。優しい。お姉さん、ライムジュースおかわり。麺も焼き飯も食って、二人で1万チャット(700円)でお釣りが何枚もきた。
マーケットでは、ムラサキイモ(4本70円)と、鉢植えの花を買った。芋は、翌朝圧力のかかる電気釜で焚いたら柔らかくなり、美味しかった。花は一番安いのを4つ買った。これが重かった。鉢は付いていないので、近所で買って植え替えた。今学校のエントランスに置いてある。
もっと立派な植木が欲しい。周りの家は、どこも植木を置いている。どこで買うんだろう。植木屋さんは、なかなか見つからないのね。

区役所

裁判所

雑貨屋さん

お寺の庭


通り道の作業場









ガソリンスタンド