I ♡ Myanmar
最初の頃の投稿ラッシュに比べて、最近はとんと投稿が少なくなった。授業が増えて忙しくなったし、他の学校への出張授業が週2回あるもんな。
でも、この国の嫌なところを見た、とか日本が恋しいとかではない。ミャンマーへの親しみと愛情はより深まった。住めば住むほど、素敵な街だ。こんなに優しい人達は初めてだ。40数か国を廻ったが、ここほど住みやすい国はない。
日本語教師養成の学校では、こう教わった。最初は蜜月。訪れた国の良い所、美味しい食べ物、新しい友達に感激して、楽しくてしょうがない。でもしばらく経つとだまされたり、効率の悪さに腹が立ったりし始める。そうなると、嫌な面ばかりが目につく。急上昇していたのが、急カーブでダウンする。
その低いテンションもやがて終わりを告げ、その国への理解が深まる。人々の考え方が自分とは異なる、または似ていることに気が付く。そしてそれを許容して良さを受け入れる。カーブは再び上昇する。
最後は帰国。ほっとして、美味しいものを食べまくる。でも何かもの足りない。今までいた色彩溢れる、時間がゆったりと流れる世界はどこにいったの。祭りの後の寂しさ?これがリエントリーショック。 そう教わった。でも、自分のカーブは一向に下がらない。上昇したまま、横に流れていく。そういえば、ここに来てから腹がたったり、怒ったことがないなー。
街でおばちゃんが、I ♡ NY のTシャツを着ているのをよく見る。この街の市場ではよく見る。で、自分は I ♡ Myanmar.
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