ミャンマー麺食べ歩き
日本の麺で何が好き? 俺はラーメンだな。でも茹でたてのソバを水でサッと洗ってざるそば、これも捨てがたい。モチモチのうどん、いいねー。ほうとう、きしめんも好きだ。パスタ、大好き。
ミャンマーの麺はどう?これが、大変な麺大国、だったのよ。
ミャンマー麺、あれこれ
① モヒンガー : ミャンマーの国民食的な麺で、朝食べることが多い。家庭料理とも言える。味にバリエーションが広い。スープでゆでた魚を鍋から上げて丁寧に骨を取り除き、身をすりつぶしてスープに溶け込ませる。魚は、ナマズが一番人気。麺はさっぱりとした細い米ヌードル。
② ナンジートウッ : ナンジートウの意味はナンジーが太い麺、トウがあえもの。米粉の太麺に油ダレをはじめ、様々なものをトッピングして最後によくかき混ぜる。トッピングするものは、きな粉、揚げ麺、スライスオニオン、ライム、鶏肉、かたゆで卵、唐辛子粉、香菜など。
③ オンノカウスエ :
オウンがココナッツ椰子でノがミルク。カウスエはヌードルなので、つまりココナッツミルクヌードルである。麺は、黄色がかった小麦粉系。鳥スープにココナッツミルクをあわせ、そこにひよこ豆ペーストを溶きあわせる。
④ シャン麺(シャン・カオスエ) : 麺にたれを絡ませて食べるが、このたれが絶品。たれには様々な食材が含まれているが、中心となるのは納豆とピーナッツペースト。納豆とは意外だが、ドライにした納豆を粉砕して、その粉をトマトで煮てそれに様々な調味料で味付けをする。スープ別を頼むと、麺とスープが別々に来る。このスープは、味噌汁のようにして飲む。ヤンゴンのシャン麺は、納豆を使っていないことが多い。
⑤ モンティ
ラカインモンティーと、マンダレーモンティーがある。ラカインモンティーはあっさりとしたライスヌードルを、魚をベースにしたあっさりしたダシスープで食べるというもの。スープタイプとスープ無しがある。
⑥ チェオー : チェは鳥、オーは鍋。鳥肉団子の入ったスープにビーフンが入っているヌードルのこと。ヤンゴンに住む中国人(華僑)がはじめたといわれている。チェオーの素晴らしいところは、油の使用の多いミャンマー料理のなかでは、めずらしくさっぱりしている点。
⑦ カオスエ・ジョー : カウスエは麺、ジョーは炒めるという意味なので、簡単に言うと焼きそば。中国や日本の焼きそばよりも油が多めで、麺はやや太めの米麺が使われていることが多い。味付けは魚醤または中国醤油が使われる。店によって、味のバリエーションが広い。この麺を出す店は多い。
⑧ チャーザン・ジョー : チャーザンとは日本で言うところのビーフン。ビーフン炒めです。朝食としてよく食べられている。
⑨ マンダレー・ミーチャイ : マンダレー地元料理。日本のきし麺のような太い米粉麺に油タレをかけ、絡めて食べる。上に鶏肉がトッピングされることが多い。油たれは、にんにくや唐辛子などがじっくり炒められたあぶらで、ミャンマー版ぺペロンチーノといった感じ。
⑩ シーチャット: さっぱりとした小麦粉の麺。焼きそばとパスタの中間のような食感。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d1/df32c9485e382b6a9903bc151f930906.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d1/df32c9485e382b6a9903bc151f930906.jpg)
* ここで10種の麺を取り上げましたが、まだまだ他にもあります。地方に行けば地方の味。また、ヤンゴンには無い麺があるはずです。
残念、写真は貼りつかないのね。
いやー、奥が深いわ。これ、一度に試食出来ない? できます。やります。
*ヤンゴン、ヤンゴン近郊在住の女性たちよ!
12月12日の10:30にC Schoolに集合せよ。特別企画、緬食べ歩き、を行います。
詳しくは、C Schoolの【お知らせ】を見て下さい。スイーツ類もたくさん出ます。
https://c-school.asia/
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奮ってご参加を!