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地デジ/BS110CS/FM混合工事

2013-11-28 23:11:09 | アンテナ工事

ホームページからご依頼いただき、地デジ/BS110CS/FM混合工事にお伺いしてきました。

 

ご依頼有り難うございます。^^

 

こちらは当店のお伺いエリアではないので、場所はちょっと伏せておきますね。 m(_ _)m


さてまずは地デジの受信状況ですが、不安があったものの良好に受信できていました。

 

今回5箇所あるうちのテレビ端子のうち、2箇所のみで映るように組み替えをしますが、

元のレベルが低いためブースターは必須とさせていただきました。

 

FMをどうやって混合させるかには頭を悩ませましたが、海が近い塩害地であること等々を踏まえ、

屋内(天井裏)で混合させる工事を提案させていただきました。

 

それでも他にもっといい方法が無いかなどを考えつつ、まずは地デジのアンテナから決めて行きたいと思います。

 

 

 錆びそうな金具にはローバルを塗って、少しでも長持ちするように組み上げました。

 

 起伏が激しいエリアですが、ちょうど湘南平方向の見通しが良くて助かりました。^^

上段の支線リングを少し下げて、FMアンテナを取り付けるスペースを作ってあります。

 

 この部分のボルトが腐食すると、素子が欠落し始めます。

なのでここにもサビ止めを塗っておきます。

 反対側にはコーキングを。

何もしないよりは長持ちするでしょう。^^

 

 同軸は1階の天井裏まで届く長さで用意しておきました。

 

お客様はインターFM(76.1/76.9MHZ)をお聴きになりたいそうなのですが、レベルは35dBμ台しかなく・・・

FMの方もブースターは必須とさせていただきました。

 

 

 UHF//BS110CS/FMをどこで混合させるか悩んだ末、やはり天井裏で混合させることにしました。

 

UHFとFMの同軸を、1階まで下ろして行きます。

 

 天井裏に向けて開けた穴から同軸を入れ、隙間にコーキングを流し込んでおきます。

 

 こんな感じでカバーをしておきました。

 

 屋根上のアンテナはこれで完成ですが、FMの受信具合によってはもう一度調整しにきます。

 

FMアンテナはインターFMのヨコハマ中継局に向けてありますが、スカイツリーや東京タワーも

ほぼ同じ向きになります。

 

 

 BSアンテナはベランダに既に付いていたので、配線のみの作業です。

BSは既存の引き込みに繋ぎました。

 

テレビとステレオがある部屋(2部屋)の同軸を特定するために、電源器を仮設して15Vで光るLEDを使って調べました。

 

いつもは電波発信機を使うんですが、生憎電池切れで使えませんでした。。。^^

 

 

 ブースター周りはこのように組みました。

 

屋根上から下ろしてきたUとFMの同軸を、まずはUVブースターで混合/増幅します。

その後既存の引き込み繋いだBSと混合させて、必要な2部屋の同軸を2分配器に接続という流れです。

 

屋外用のU/VブースターかU/FMブースターなどが、現在でも充実していれば、外で混合させるほうが

工事も楽なんですが・・・

 

屋内に設置すれば潮風の影響も受けないし、屋内用のU/FMブースターは発売されているので、

今後も機器交換の際に困ることは無いだろうと思います。

 

BSは2分配なのでブースター無しで済み、心配だったインターFMも無事綺麗に入ってくれてほっとしました。

 

往復4時間かけてお伺いした甲斐がありました。^^

 

 

ご依頼有り難うございました。

 

 

コメント
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