ホームページからご依頼いただき、地デジ/BS110CS/FM混合工事にお伺いしてきました。
ご依頼有り難うございます。^^
こちらは当店のお伺いエリアではないので、場所はちょっと伏せておきますね。 m(_ _)m
さてまずは地デジの受信状況ですが、不安があったものの良好に受信できていました。
今回5箇所あるうちのテレビ端子のうち、2箇所のみで映るように組み替えをしますが、
元のレベルが低いためブースターは必須とさせていただきました。
FMをどうやって混合させるかには頭を悩ませましたが、海が近い塩害地であること等々を踏まえ、
屋内(天井裏)で混合させる工事を提案させていただきました。
それでも他にもっといい方法が無いかなどを考えつつ、まずは地デジのアンテナから決めて行きたいと思います。
錆びそうな金具にはローバルを塗って、少しでも長持ちするように組み上げました。
起伏が激しいエリアですが、ちょうど湘南平方向の見通しが良くて助かりました。^^
上段の支線リングを少し下げて、FMアンテナを取り付けるスペースを作ってあります。
この部分のボルトが腐食すると、素子が欠落し始めます。
なのでここにもサビ止めを塗っておきます。
反対側にはコーキングを。
何もしないよりは長持ちするでしょう。^^
同軸は1階の天井裏まで届く長さで用意しておきました。
お客様はインターFM(76.1/76.9MHZ)をお聴きになりたいそうなのですが、レベルは35dBμ台しかなく・・・
FMの方もブースターは必須とさせていただきました。
UHF//BS110CS/FMをどこで混合させるか悩んだ末、やはり天井裏で混合させることにしました。
UHFとFMの同軸を、1階まで下ろして行きます。
天井裏に向けて開けた穴から同軸を入れ、隙間にコーキングを流し込んでおきます。
こんな感じでカバーをしておきました。
屋根上のアンテナはこれで完成ですが、FMの受信具合によってはもう一度調整しにきます。
FMアンテナはインターFMのヨコハマ中継局に向けてありますが、スカイツリーや東京タワーも
ほぼ同じ向きになります。
BSアンテナはベランダに既に付いていたので、配線のみの作業です。
BSは既存の引き込みに繋ぎました。
テレビとステレオがある部屋(2部屋)の同軸を特定するために、電源器を仮設して15Vで光るLEDを使って調べました。
いつもは電波発信機を使うんですが、生憎電池切れで使えませんでした。。。^^
ブースター周りはこのように組みました。
屋根上から下ろしてきたUとFMの同軸を、まずはUVブースターで混合/増幅します。
その後既存の引き込み繋いだBSと混合させて、必要な2部屋の同軸を2分配器に接続という流れです。
屋外用のU/VブースターかU/FMブースターなどが、現在でも充実していれば、外で混合させるほうが
工事も楽なんですが・・・
屋内に設置すれば潮風の影響も受けないし、屋内用のU/FMブースターは発売されているので、
今後も機器交換の際に困ることは無いだろうと思います。
BSは2分配なのでブースター無しで済み、心配だったインターFMも無事綺麗に入ってくれてほっとしました。
往復4時間かけてお伺いした甲斐がありました。^^
ご依頼有り難うございました。