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横浜市青葉区 地デジアンテナ工事

2022-12-24 21:33:05 | アンテナ工事 青葉区 緑区

2009年にアンテナ工事をさせていただいたお客様より、立て替えをご希望いただきお伺いしてきました。

再度のご依頼ありがとうございます。

 

前回のアンテナ工事はマストや屋根馬などは再使用して、VHFアンテナを取り外してUHFアンテナに
付け替えるというものでした。

当時はまだ傷んでいる様子が無く、それが最善だろうという判断だったと記憶しています。

数年前の屋根の葺き替えの際、屋根馬の錆が気にかかったということと、
最近支線が緩んでいることに気が付いたのが、今回の立て替えのご依頼に至った経緯だそうです。

 

受信の具合が悪いわけではないのですが、触る前にテレビ端子で信号の様子を見ておきます。

 

MXをよくご覧になるそうですが、レコーダーで録画する分には問題ないのに、テレビで見ていると
ブロックノイズなどが出るそうです。

テレビ端子でぎりぎりの数値なので、レコーダーを経由すると減衰してしまうので仕方ないでしょう。。

 

TVKもだいたい同じ感じですね。

 

在京キー局はこれなら映るというレベルですが、もう少し底上げしておきたいところです。

お話ししたところ2部屋だけ映ればよいということでしたので、6分配器から2分配器へ交換するのも
良いかもしれません。

とりあえず立て替えてから判断することにしましょうか。

 

既存のアンテナはこんな感じ。

マストは1.5mくらいですかね。

 

今度は1.8mのマストで立てていきます。

 

アンテナ直下での受信レベルは問題なく良好です。

 

新しい地デジアンテナが立ちました。

屋根上の同軸が少し硬くなっていたので、これが減衰の一因かなと思い…

 

軒下まで取り換えることにしました。

エフコテープ1号の上から2号を巻いて防水処理しておきます。

 

これで外の作業が終わりました。

この状態でテレビ端子で確認すると、数値は一番最初の時とほぼ変わらず。。。

外の同軸は問題なかったみたいです。。

 

で、既存の分配器やテレビ端子などを調べたところ、減衰の一番の原因はテレビ端子が「端末」
だったからでしたね。。

 

「テレビ端子」と「テレビ端末」は見た目が一緒でも役割が違い、端末はだいたい10dBほど減衰させます。

分配器を使わない送り配線と、分配器を使うスター配線とでは使う部材がちょっと違うんですよね。

 

 

ということで6分配器から2分配器にして、テレビ端子も2か所交換させていただきました。

 

分配ロスと端末でのロスが軽減された結果、MXも安定受信になりました。

 

在京キー局も大幅改善です。

分配器と端子を交換するか、ブースターを取り付けて改善するかの違いですが、
お客様には配線経路のロスの軽減をご選択いただきました。

 

テレビが見られるお部屋は減りましたが、「ブースターが壊れるリスク」が無いのはメリットですね。

 

テレビの受信レベル表示が凄く良くなったとお喜びいただけました。^^

 

ご依頼ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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