ホームページからご依頼頂き、大和市南林間にお伺いしてきました。
ご依頼有り難うございます。^^
こちらは屋根の傾斜が急なため、壁面取り付けということでお考え頂いてたのですが・・・
壁面でも受信できるのですが、高さを稼げないのでレベルが低い状態ということと、引き込みのところまでどのように配線するかが
難題でした。。。
どんな工事をすればいいか考えながら建物を見ていたところ・・・
軒の高さは周辺の家と変わらないのですが、屋根が急なぶん棟の高さが周りの家よりも高いことに気づきました。
ということは屋根裏に設置できれば壁面取り付けよりも高さと稼ぐことが出来そうです。^^
2階の点検口から覗くととても広い屋根裏があり、測定してみると壁面取り付けのときとほぼ変わらないレベルで受信できている
ことが分かりました。
配線処理の方法も目処が立ったので、屋根裏にUHFアンテナを設置することになりました。

まずはマストの準備から。
90度に曲げて使います。

これだけ持って屋根裏に上がります。

アンテナはこんな感じで。^^
屋根裏の一番高いところは、2階の天井から2,5m位ありました。
このアンテナがちょうど収まるスペースがあったこと、方向が建物と平行だったこと、高さが十分あったことなど、
屋根裏アンテナ工事をするのに必要な条件が揃っていたのはラッキーでした。^^

電波の品質は申し分ないのですが、レベルは低めです。
テレビをご覧になるのは一部屋なのですが、最終的にブースターを使用させていただきました。
続いて配線の処理をします。
分配器があるのは1階の天井裏なので、そこまでどうやって配線するかなんですが・・・

使用しないこの端子を利用することにします。
この端子を外して壁の隙間から「ジョイント釣り名人」なるものを2階の天井裏に向かって通し・・・

出てきました。^^
この先端に同軸を結んで・・・

「分配器からこの端子に来ていた」同軸を、今度は「アンテナから分配器に行く」同軸として使います。
端子は使用しないので外して・・・

ブランクチップをはめておきました。
もしこの部屋でテレビを見ることになったら、ここに中継ユニットを付ければ大丈夫です。
今回は一部屋のみということで、ブースターは小型のパワーアップブースターを使用し、電源器は分配器の隣に取り付けて完了です。
台風が来ても影響を受けず、電波状況さえ変わらなければこのままずっとお使い頂けると思います。^^
ご依頼有り難うございました。