
韓国で増えてきた「ランチタイムお見合い」とは?
日本も韓国も晩婚化の傾向が強く、それが少子化の原因にもなっています。
さらに、結婚をしない人も増えていて、
親はあせりを感じて息子や娘にお見合いを勧めます。
そこで、今の韓国のお見合い事情を見てみましょう。
韓国ではお見合い結婚が多い
私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)の両親は結婚式のときに初めて会ったそうです。
家同士で結婚を決めていて、当人たちは写真すら見たことがなく、
初対面のまま結婚式に臨んだわけです。
古き時代にはそういう例が多かったと言いますが、現代では考えられないことでしょう。
もともと、儒教思想が根強く残る韓国では、結婚は個人ではなく
家同士がするものだという意識がとても強かったのです。
恋愛は個人の自由だとしても、いざ結婚となると、
双方の親が相手の家柄や経済状況まで細かく把握して、
結婚にふさわしい相手かどうかを判断することがあります。
相思相愛となって結婚を誓ったカップルが、親の反対によって強引に別れさせられる、
ということも韓国ではよくあります。
その逆が、お見合い結婚でしょう。
実際、韓国ではお見合いによる結婚の確率がとても高いのです。
日本では「お見合いでの結婚」が最近は随分少なくなりましたが、
韓国では半分近くがお見合い結婚だという調査結果もあります。
特に最近では、週末にお見合いをするのは時間がもったいないからと、
平日のお昼休みにお見合いをする若い人が増えています。
まさに、「ランチタイムお見合い」です。
効率的なお見合い
この「ランチタイムお見合い」は、業者が斡旋する場合もあれば、
知人や友人に相手を紹介してもらい、双方で相談して決める場合もあります。
1時間ほどのお昼休みでは、相手のことがよくわからないと思われがちですが、
「好き嫌いは第一印象で決まる」と考える人が多いようです。
もちろん、ランチだけなら食事代がそれほどかからないのも人気の理由です。
そして相手を気に入ると、その日の夕方か週末にさらにデートをします。
わりと効率的なお見合いなのかもしれません。
ちなみに、両親が勧めることの多い韓国のお見合いですが、
会うのは本人同士の場合がほとんど。相手の家柄や経済状況などについては、
双方の親が事前に調べています。
ごく稀に母親同士が出席することがありますが、
あいさつだけ交わすと退席してしまいます。
つまり、両親はお見合いの場では当人同士にまかせるのです。
それで、相性が良くて結婚が決まると、途端に両親が何にでも口を出してきます。
そういう姿を見ていると、まるで両親のために子どもたちが結婚をするようなものです。
やはり、まだ韓国では「結婚は家同士がするもの」という意識が残っているのでしょう。
私の若い時は、やはりお見合いが多かったです。
親も一緒が多かったですね。
私もお見合い、したことがあります。
田舎だと、お見合いまで行ったら、すぐに結婚みたいなところがありました。
だから、かたくなに拒否するのですが・・・・
「逢って見るだけでいいから・・・」なんていう言葉にのったら
どんどん進んでいくって感じでした。
でも、好きになれない人はやっぱりいやですよね・・・・えへへ
今はお見合いといっても、この韓国のランチお見合いのように・・・
ちょっと逢ってみるっていう感じでしょうか・・・・
まあ~私の結婚は・・・・
「ボランティア結婚」って言ってます(笑)