
ソウルのショップで日本人の客はどう思われているか
日本人が韓国に行けば、多くの人が
「韓流、ショッピング、グルメ」の3つを大いに楽しんでいるに違いない。
迎える韓国のショップでは、
日本人の客に対してどんな印象を持っているだろうか。
日本人の口癖?
韓国から帰国すると、「韓国は日本と似ているようで、まるで違う国だった」
という感想を持つ人が多いのでは。
どんなに近くても、外国はやっぱり違う、ということなのかもしれない。
もう一つ、「韓国では店の主人がおおらかな人が多い」と感じる日本人が多いという。
確かに、韓国では買い物をするときに、店が無理な注文をよく聞いてくれる。
逆に、ボラれることもあるかもしれないが……。
そんなふうに韓国で行ったお店の数々を思い出していると、
大いに役立ったのが、かつて仁寺洞(インサドン)の韓服店に行ったときの経験だ。
その店は、ウィンドーにあでやかな韓服を飾っていたので、それに引き寄せられて偶然
に入ったのであった。
中に入ると、韓服を着た30代の女性が愛想よく迎えてくれた。
優雅な顔だちだったので、「美しい方がいるお店ですね」と声をかけると、
彼女は大声を出して笑った。店のオーナーだと言う。
単刀直入に「日本人の客が多いですか?」と尋ねてみた。
彼女は「ウチに来るお客の5人に1人は日本人よ」と言った。
「日本人が韓服に興味をもつのは、私たちがキモノに関心をもつのと同じでしょ。
だから、店に入ってくる日本人はほとんど何かしら買って帰るわね。
でも、かならず『マケてください』と言うけど、それが日本人の口癖なの?」
オーナーは怪訝な顔でそう言ったが、日本人が値下げ交渉にたけているわけではない。
むしろ、東京の人間なら普段も「マケてください」とは言わないはずだ。
それなのに韓国ですぐ口にするのは、
「韓国ではかならず言ってみるように!」とガイドブックで紹介されているからに違いない。
そう説明してあげたら、またもや彼女は大きな声で笑いながら
「仁寺洞にこんなに日本人がいっぱい来てくれて、本当にありがたいわ」と言った。
愛想の良さ
「店に入ってきた人を見てすぐに日本人とわかりますか?」
そう聞いたら、オーナーは即座に「もちろん」と答えた。
「日本人と韓国人はよく似ているけど、髪形ですぐにわかるの。
ほとんど染めているし、寝癖がついたような髪形が多いから」
「ハハハ。寝癖ではないけど、形にこだわる人が多いのでしょう」
「それと、日本人は歯並びがあまり良くないみたいだけど。
甘いものを食べすぎているのかしら」
「それは人によるんじゃないですか」
「私が感心するのは、日本人のお客さんがいつも微笑みを浮かべていること。
店を出ていくときも、かならず挨拶をしていく。それは韓国人とは大きな違いね」
そんな話をしていたら、若い女性がブラリと入ってきた。
髪形と笑み……オーナーから聞いていたので、
その女性が日本から来たことはすぐにわかった。
韓国の人が日本人だとすぐわかるように・・・
日本にいて、韓国人はすぐわかりますね。
やはりにているようで、違う国の人なんですね。
それでも最近見なくなったのは、きついパーマで派手な洋服の韓国アジュマ・・・
ファッションがおとなしくなったかも(笑)
日本にいて、「マケテください」はほとんどなくて・・・
韓国に行ったら、必ず「マケテください」って言いなさって言われる。
それが、韓国の人には日本人の口癖に思っていたのね。
以前は、日本人には、高い値段で売ろうとするショップも多かった・・・