きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

無印良品

2019-05-07 11:58:39 | ぺ・ヨンジュン


韓国で年商130億円を誇る無印良品の強み

日本の生活用品ブランド「無印良品」が
韓国で店舗展開を拡大している。
流行に乗らないシンプルなデザインで知られる無印良品は
インテリアやライフスタイルに関心が高い20-30代の間で
評判になり急成長しているとみられる。

無印良品が昨年韓国で上げた売上高は前年比25.8%増の
1378億ウォン(約133億円)で、
2003年の韓国進出以来最高を記録した。
営業利益は30%増の76億8000万ウォンだった。
売上高は15年の562億ウォンから16年に786億ウォン、
17年に1095億ウォンと順調に伸びた。
15年に15カ所だった店舗数は昨年末時点で35店舗
(オンライン1店舗を含む)に増えた。

1980年に日本の大手スーパーマーケット、
西友のプライベートブランド(PB)製品として
スタートした無印良品は生活雑貨、衣類、食品、家具、文具などを扱う
ライフスタイル専門店として発展した。取扱商品は約7000種類に達する。
無印良品は1989年に西友から独立し、95年には株式上場を果たし、
現在は28カ国で年商3000億円を上げるグローバル企業にまで成長した。



無印良品はシンプルで素朴なデザインで
韓国の消費者を引き寄せることに成功した。
装飾、模様、色付けなどを最小化した無色・無臭のデザインが
無印良品の特徴だ。「消費者に必ず必要な要素でなければ、
全部取り除く」という会社の哲学を反映したものだ。
金井政明会長(60)は「デザインがないのが我々のデザインだ」と話す。

商品の個性を消す代わりに無印良品は大多数の消費者が
満足して使用できる実用性を強調した商品を作る。
書きやすいように平らに開くノート、水がしみ込まないスポーツシューズ、
照明インテリアや芳香剤としても活用できる加湿器などが代表例だ。
最近韓国でもミニマリズムを追求する消費者が増え始め、
無印良品の哲学も注目を浴びている。

特にライフスタイルに関心が高い20-30代の消費者を中心に口コミで広がり、
無印良品の知名度が高まった。
現在ソーシャルメディア、インスタグラムでは
無印良品関連の投稿だけで30万件を超える。
会社員Jさん(35)は「無印良品の製品は価格が安いわけではないが、
実用的でデザイン的にも無難で、むしろ手が届きやすい」と話した。

店舗を書店、カフェ、百貨店などのショップインショップ形式で出店し、
アクセスと消費者の利便性を高めるのも無印良品の戦略だ。
無印良品は昨年末、ソウルの大型書店、永豊文庫鍾路本店に
面積1606平方メートルという韓国最大の店舗をオープンした。
書店との境界をなくし、誰でも気軽に出入りできるように設計した。
店内にはカフェや休憩スペースも備える。
昨年2月にオープンした新村店もカフェと書店を入居させ、
文化生活を幅広く楽しむことができる空間を演出した。

緻密な空間戦略で全方位的なライフスタイルブランドを目指すというのが
無印良品の目標だ。
日本では店内で生鮮食品を売るスーパー業態を強化した店舗を導入。
中国では無印良品のデザインと家具、生活用品を採用した
「MUJI HOTEL」を開業した。

強力な国内流通網が強みのロッテグループと提携したことも
韓国市場への定着に成功した理由の一つだ。
2004年に設立した韓国法人はロッテ商事が40%、
日本の良品計画が60%を出資する合弁会社だ。

無印良品は今年、地方都市も攻略する。
韓国法人関係者は「今年は地方を中心に10店舗を出店し、
2020年までに大規模なフラッグシップストアを最大20店舗出店する」
と説明した。


韓国ファッションと言えば、ハデハデっていうイメージですが・・・
若い人には、このような無印良品やユニクロなどが受け入れられているようですね。
日本製の商品を買うのも、若い人ほど抵抗はないようです。