つうこのなにげない日々

札幌のおいしいもの、あちこちお出かけ、映画、音楽の感想、ボランティア、その他日記風なんでもあり・・・

果てしなき渇き 深町秋夫著

2011-01-18 23:50:52 | 読書感想
第3回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作

元刑事・藤島のもとに、失踪した娘の加奈子を探してほしいと
別れた妻から連絡があった

家族とよりを戻したいと願う藤島は一人捜査に乗り出す

一方、三年前中学生の瀬岡はいじめにあっていた
自殺さえも考えていた瀬岡は藤島加奈子に救われる

瀬岡は藤島に恋をして彼女がつきあっていた
緒方のようになりたいと願い、彼女に近づいていく

二つの物語が交錯して、探るほど深くなる
加奈子の謎・・・

読んでいて救いのない物語でした

加奈子は以前付き合っていた緒方の復讐のため
売春組織の手先になってしまっている

なぜ売春に走ったかといえば、父親との暗い過去が
浮彫になってくる・・・