少女 湊かなえ著

一人の（？）少女の自殺に関して
二人の少女の独白

少女の心理として　友達には相談できない

由起と敦子

二人の間に微妙に息苦しい空気が漂うようになった・・・

あらすじを書こうと思いますが（ネタばれ）になるのでこれから読もうと思っている方は
要注意

由起は四百字詰めの原稿用紙百枚の手書き原稿を
鞄に入れたまま学校に忘れる

それが紛失して・・・

小倉という担任の先生（小説も書いている）が盗作して新人賞をとる・・・

高校２年になった二人は紫織という転校生と親しくなる

紫織は親友が自殺して・・・転校してくる

その話を聞いた二人は　「人が死ぬ瞬間をみてみたい」と思うようになる

夏休み　敦子は老人ホームのボランティアに
由起は病院の小児科病棟に慰問に行く

敦子は老人の死を・・・
由起は少年の死を目撃しようとする・・・

湊かなえの小説は怖いです
それでも読まずにはいられませんが・・・

この二人の少女も結末には良い方向に向かっていくのですが・・・

盗作問題も小倉先生にも衝撃の結末が・・・