インド古武術・カラリパヤット

インド・ケーララのKKAの認定を受けKKA・TokyoJAPANとしてインド伝統武術カラリパヤット情報を発信中

阿修羅展の華原磬

2009-04-20 10:45:09 | 昭子先生から
東京上野の、国立博物館で開催中の阿修羅展に行ってきました。

いやあ、さすが人気の阿修羅さん、です。
朝から混んでました。

阿修羅像は私も好きでして、中学生の頃だったか、、修学旅行で記憶に残った
数少ない事のひとつです。

この阿修羅展、興福寺の阿修羅像をはじめとする八部衆像(国宝)、
十大弟子像(国宝)のみならず、法隆寺の阿弥陀三尊像もあって、
なかなか充実したものでした。

その中で、思わず「おお!カラリだ~!」と声を上げてしまったものがありました。

この→、興福寺の国宝 「銅造華原磬(どうぞうかげんけい)」です。
 (クリックすると興福寺サイト↑の「華原磬」写真が見れます)

斜め前に立った時、この龍の曲線がカラリパヤットの型(動き)のひとつに
そっくりに見えたのです。

龍の姿が、とても美しいです。

その型、カラリでは、「蛇への礼拝」という名前がついています。

蛇と、龍、、似たもの(?)のようですねえ。。

蛇は実在のもので、インドでは神聖視されています。
特に白い蛇は富をもたらすのだと聞きました。

一方、龍は空想上のもので、「大蛇」が変形したもの、という説もあるとか。。
中国では、龍はめでたいもの「聖獣」とされています。

考えてみたら、私は、蛇よりも龍のほうが、「偉大」とか「畏敬」の
気持ちがあるみたいです。空想上の生き物だからかもしれません。

NAGA VANAKKAN 「蛇への礼拝」も 龍と思いながら動くと、よりダイナミックに動けそう!

ちなみにこの型には、クンダリーニを刺激するという意味(効果)もあるそうです。
コメント
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