アラフィフの私と年の差育児

受験生の娘と7歳の息子との育児や毎日の生活で感じたことを綴ります

職場と私

2008-12-28 13:45:22 | Weblog
過去の私にとって、職場は戦いの場でした

自分の弱みを見せてはいけないと

虚勢を張って必死に仕事をしていました。

同期の女の子とも仕事以外で会うことはまずなく、

同じ職場にいた時の私のプライベートを知っていた人は

ほとんどいなかったと思います


ある会社を辞める時、送別会の場で、それまでの上司に、

「こんなに柔らかい表情で笑う人だとは思わなかった」

と言われました

その言葉が、どんな形相で仕事をしていたのかと思い、

私の職場への身の置き方を考えるきっかけとなりました。

私は、しばらくの間、男性が多くを占める、コンピュータ関係の

仕事をしていました。

『男性が多い場所』というのも私にとっては課題で、

男性に勝たなくてはいけない、という概念を

勝手に持っていたように思います。


そして現在。

今は、以前とは全く逆の『女性が多い場所』で仕事をしています。

最近になって気づいたことですが、男性が多い場所に身を置くことで、

女性が多い環境を避けていたと思います。

それは、自分の人間関係が上手くいかないことを

実感したくなかったからに他なりません。


去年までは、職場の人とは距離を置き、自分の悩みや

プライベートの事を一切口にすることはありませんでした

葛藤もすべて自分で受け止め、戦っていました。

今思うとよくやっていたなぁ・・・と思います。


しかし、今年に入ってから、本当は職場でも素の自分を出して、

自分らしく仕事をしたいと思っているのに、それを認めず、

今までずっと避けていたことに気づき、愕然としました


怖れです。


私はカウンセラー養成講座で、その課題と向き合うことにしました。


秋頃から、ずっと苦手だった人とご飯を一緒に食べ、

自分のことを話したり、相手のことを聞いたりするうちに、

少しずつ理解できるようになりました。

また、私よりずっと歳が若く、多分交わることはないだろうと思っていた人たち。

思いがけず誘ってもらった時、ふと一緒に行ってみようと思い、

お茶に行ったのがきっかけで、今ではプライベートで遊ぶようにまでなりました。

不思議なものです

あれだけできないと思っていたことが、できました

変われるものなんですね

職場での人間関係は、やはり難しいけれど、

前とは違う自分になりつつあります