アラフィフの私と年の差育児

受験生の娘と7歳の息子との育児や毎日の生活で感じたことを綴ります

リスクゼロ!

2009-06-06 14:52:11 | Weblog
アロマを自己流で使用していることを実家の母に話しをした。

すると、突然語気を強めて、

「ちょっと~、あまりヘンなことするのやめなさい!」

アロマが変なこと?どうして??


妊娠してからというもの、子どもの頃を思い出させるような禁止令が多くなった。

塩分・糖分は取りすぎちゃダメ、パーマ、カラーはやめなさい、

生もの(魚類)は食べちゃダメ、重い物を持っちゃダメ・・・もう

分かってる

心配なんだよね

昔なら、感情のままに反論してたと思うけれど、今はお母さんの気持ちが分かるから、

全部ひっくるめて「うん、分かってるよ」の返事。


私の両親は平々凡々な生活を望む。

決して、危ない橋は渡らない。

私たち子どもにはもちろん、自分たちもそうだった。

特に父は公務員なこともあり、新聞沙汰になるようなことだけは絶対するまい、

と神経質なくらい気を使っている。

また、陸続きのところは、絶対に飛行機は使わず電車や新幹線を利用する。

家族でアメリカに住んだ時も「安全を第一に」と、日本では考えられないマンションに住んだ。

私たち姉妹は、そんな両親に守られながら育ったのだから、

「ぜいたくね」とか「ぬくぬく育ててもらったんだね」とか「愛情たっぷりに育ててもらっていいわね」って

言われたりもしたが、子どもの頃は窮屈で仕方がなかった


私が子どもの頃にこんなエピソードがある。

大きな公園に行ったときのこと。

すごく大きな気球をあげるイベントを行なっていた。

私は、着くなり一目散にその列に並ぼうと走った。

次の瞬間、父は一言、

「どこに行くんだ? あれは危ないからダメ。乗らないよ」で却下。

「え~~っ??」

このイベントのために連れて来てくれたんじゃないの?

あんなに人も並んでるのに・・・みんな楽しそう

泣く泣くあきらめたが、本当はとても乗りたかった。

そんな却下エピソードはたくさんある。


思えば、私は子どもの頃、かなり好奇心旺盛だったため、

いろんなことに挑戦しては失敗し、気を失ったり、頭をぶつけたり、打ったりしたことが数多くある。

でも、そのほとんどを両親には話してない

今となっては、命に係わっていたかもしれないことを考えると、言わなかったのはいけないことだが、

「やっちゃダメ」と言われていたことをやってしまった自分にバチがあたったのだと思っていた。

ダメなことをする悪い子なのだと。



でもね

"ダメダメ"ばかりってつまらない。

興味があることを、我慢するのって辛い


お父さんの愛情も大人になった今なら分かるけれど、私はお父さんの考えと違うなぁ・・・と改めて感じた。


この事を夫に伝えたら

「お義父さん、よく俺との結婚許したよなぁ・・・」ってポツリ。

なんでだろ?

「俺、お義父さんとはまったく逆だもんなぁ。どっちかっていうと、俺は経験してナンボの人だから。

逆境をいかに楽しく乗り越えるかの方が燃えるよ。お義父さんは心配がつきないかもなぁ・・・」

って気落ちしてる

ふふふそれを聞いて、私は逆に嬉しくなった。

「なこちゃん、なんで笑ってるの?」

私も夫と同じ考え

私は父の考えから離れ、生きる道を自分で選んだんだ

夫と共に

だって、その方が生きてるっていう気がするモン