アラフィフが見えてきた私と年の差育児

中学1年の娘と5歳の息子との育児や毎日の生活で感じたことを綴ります

産科選び

2009-06-26 19:11:50 | Weblog
今週始め、里帰り出産をするため、分娩予約を兼ねて実家近くの病院へ検診に行きました。

初診だったので、朝早く並んで受付。待つ時間も長い。

3時間くらい待ってようやくよばれた。

紹介状を読んでた先生が、私に尋ねた。

「この検査はなんですかね~?」「この検査でひっかかるとどうなるの?」

え?それを私に聞くのか?とちょっと嫌な予感


それは、不育症の検査だった。

保険の通らない検査のため、自費になる検査だから、知らなくても当然なのかな。

ちょっと困惑しながら、検査の経緯を説明して、薬を飲んでいることも伝えた。

先生は、「他の先生と相談してくる」と言って席をはずした。

イヤ~な待ち時間

少しすると先生が帰ってきて、説明を受けると、私の嫌な予感は的中した。

検査が専門的すぎるため、この病院ではこの症例を見たことがないこと、

そのリスクを背負うことができないこと・・・

説明を受けながら、受け入れてもらえないという焦りから、私はプチパニックに陥っていた。

この時期に他の病院を探すのか?受け入れてくれるところは見つかるの?

どうしよう

問診が終わり、受け入れてもらえない旨を夫に説明し、家に帰ってからは母に経緯を話し、

みんな落ち着かない時間が流れた。

仙台に帰るまで待ちきれず、紹介元の大学病院に電話したら、出産の受け入れは可能という返事だった。
少し安心


夜、父が帰宅してから話し合い。

地元で、大学病院や受け入れてくれる病院を受診するか、仙台での出産にするか。

私としては、これから改めて探すというよりは、今まで通院していた病院を選択したい気持ちになっていた。

ただ、仙台で産むとなるといざ出産!という時に一人で臨む可能性が高くなる。

初めてだけにちょっと不安・・・

でも、最初に受診した病院のように「症例を見たことがない」というのは、もっと不安

結局、いろいろ話し合った結果、仙台での出産に決めた。


今回、改めて不育症というものが医学の分野では全然知られていないことを実感した。

また、大学病院と一般病院の違いも改めて分かった。

最近、産科は訴訟が多いため、必要以上に過敏になっているところがあると思う。

病院選びは慎重に行なわないといけないことを学んだ。