ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

ミミズについて

2010-04-06 22:39:39 | 農業
ミミズには、いろいろな種類や大きさのものがいます。そして、その住む環境も異なっています。小さいものでは、イトミミズと言われるミミズがいます。金魚の餌にしたりする水中の土の中に生息し、特に汚泥状になったところにいます。また、シマミミズも汚泥や食物が、腐蝕したところにいます。簡単にいうと腐ったもののところに生息するといった方が良いかも知れませんね。
腐っているところにいるミミズが畑や腐植を造る際にいると問題ですね。

ナサラ農法の実施圃場では、ミミズが多く見られます。そして、色や艶が違います。
藁などを敷き詰めている下には、特に動きが早いですね。
色は、虹色に輝き、蛇のように動き、すばやく移動します。
このようなミミズがいるところは、土も軟らかく土中の菌のバランスも整っているところが多いですね。
ミミズは、土に含まれる有機物や微生物を餌にして、粒々の土の糞をして土を団粒構造を造り上げます。

土の固い粘土やシルト質のミミズは、動きも遅く、小さい頃は、ピンク色をしていますが、大きくなると黒っぽい色になります。
窒素方のところのミミズも黒っぽい色をしていますね。

ミミズがいない圃場では、やはり良い野菜が出来ません。
ミミズは、体内で沢山の酵素を作り出し、土に返しています。特に土を団粒構造にさせる畑の救世主の存在です。

山では、広葉樹の良い腐植層が出来上がったところで、更にミネラルが多いところに住んでいるミミズは、大きいもだと1m程あるものもいます。
始め見たときは、蛇と間違える程のものでした。・・ビックリーですね。

良いミミズを育てるにも良い土造りですね。



野洲市へ

2010-04-06 18:38:55 | 農業
今日もとても暖かい、良い天気になりました。

野洲の圃場では、おがくずを堆肥にしようとしています。
まだまだ、水捌けが悪いので、排水を考えて作業をしなくては、なりませんね。

畑になるまでに、まだまだ時間がかかりそうです。