腐植を作る際に、温度が上がらないといけないと話をされましたが、何故温度が上がらないといけないのでしょう?また、どうしたら温度が上げられるのか?教えて頂きたい。という質問がありました。
自然界での広葉樹林帯において、枯葉や枯れ枝が堆積し、腐植層を造り上げます。そして、その腐植層は、菌や微生物により分解されて出来上がります。菌による分解、その時の発酵により発酵熱が起こります。この発酵熱が60~90度位にまで上がります。この熱により炭化されることになります。ですから、炭素量も多く、山で出来上がる腐植は色が黒っぽい色になります。温度が上がらないと炭化していないので、色も黒くなりません。黒くなっていないということは、出来上がっていないということになります。芯まで炭化せれなくとも腐植層では、陽イオン交換膜の作用により、嫌気性菌によるメタンや硫化水素は出てきません。また、表面が炭化することにより、嫌気性菌が繁殖出来ない環境化にあります。炭化しているとpHは高いものになるため、菌が入り込めない状態になります。木を焼いて表面を焦した状態を想像して頂いた方が良いのかも知れません。その表面を取ると芯がまた菌やバクテリアにより分解がされます。しかし、先程の陽イオン交換膜の出来上がった中では、嫌気性菌による分解でなく好気性菌による分解が起こります。
このようなことが起こることにより、温度が上がらないといけないことになります。温度が上がっていないものを土中に入れると土中で発酵し、酸素が供給できない粘土やシルト質においては、硫化物になり、メタンや硫化水素を発散し、植物が育たない環境を作り上げてしまいます。そして、その現象になる過程で、腐蝕している環境、腐っている環境という方が分かりやすいですね。その環境が出来上がったことにより、コガネムシやシマミミズなどの小動物が餌として発生します。畑にコガネムシの幼虫が多いところは、土中で発酵させているところです。「根を齧られた」といってその幼虫を掘り起こしては、潰している方がみえますが、その原因を作っているのも自らしたことなのですが、その方は「なんでこうも根きり虫が、内の畑は多いのか」と言われていました。結果があるということは、必ず原因があります。それも自分が蒔いた種ですね。未完熟の腐葉土や堆肥を土中に入れては、コガネムシの養殖場を作っているのですが、本人は気付いていません。
完熟させた腐植層では、コガネムシの餌が無いので発生はしません。菌により分解される時に出来上がる酵素や糖などを餌にしています。だからこそ、しっかりと完熟させないといけないですね。
完熟させていないところにおいての広い面積のところは、あちらこちらにあるものです。その中で、以外に多いケースを話しましょう。ススキなどの植物が沢山ある湿地や低い土地のところを埋め立てる際に、植物が生息している常態のままで、埋め立てられてしまったところの圃場では、粘土やシルト質の場合、酸素が入らない状態になります。良い土質であっても1m以上埋め立てすると酸素が入らなくなります。そこで、何年も月日が流れ、硫化物が出来上がり、メタンや硫化水素を発散することになり、水稲では、花が咲く頃には、枯れてしまったり、作物も収穫前に腐ってしまっています。暖かくなると作物が腐っていってしまい、どうしてなのかということがあります。見にいくとこのような埋立地の圃場が多いですね。硫化物になる要因をつくるから、このような現象が起きてしまいます。ここで、危険なことは、大量に植物が埋まっていると硫化水素の発散している量が、人体に危険な数値がでています。畑で作業していると気持ちが悪くなったり、頭痛がするといったことがあるといわれていましたが、大変危険なことです。摂取量が多いと死に至ることにもなります。硫化水素やメタンが発散していると独特の臭いがするのですが、その臭いに気付いていないのが危険です。臭いのことを尋ねると「数年前から、このような嫌な臭いがするようになった。」と言われます。気付いていないのでなく、臭いを知らなかったようでした。
こういったケースの処理は、メタンや硫化水素を二酸化炭素にすることによって回避できます。
ミネラル81を500倍~1000倍希釈で散布することで解決できます。また、土中菌の活性をし、土を陽イオン交換膜をつくりあげると土中で、発生しても土中内でその処理ができるようになり、発散を完全に防ぐことができます。その為には、有機物をすき込み、18Gを300倍~500倍希釈で散布し、ミネラルも散布するとその土地でも、ちゃんとした野菜が作れるようになります。
土が陽イオン交換膜を持つ土になっていれば、こんな現象も起きないといえます。また、一番必要なのは、現在山で出来上がる伏流水にミネラルが少ないからこそ、川や海のミネラルも減ってきていることになります。農業で使用される、NPKや農薬を大量にしようすることで、環境破壊を引き起こしています。温暖化の促進もしているといえるでしょう。そこに必要な浄化方法は、ミネラル成分です。そして、田畑から汚染させるものを大量に垂れ流ししている現状から、土を山の腐植層と同じ役目、それ以上の効果を持つ土造りをすることで、土中に含まれるミネラルを溶かし込み、地下水にミネラルが含まれことになります。地下水も綺麗に浄化し、流れ着く海も浄化していきます。汚染させる農業から環境を守る、いや環境が蘇る農業へと変わらなくてはなりません。この土造りが、基本中の基本になる訳です。昔の農業は、この土造りの理論に近いことをしていました。だからこそ、家の横に流れる小川にも魚が住み、その水を使い生活していた分けです。
今では、家の近くを流れる川の水は、飲める水がほとんど無いのが現状です。地下水すら硝酸態窒素が含まれている環境化では、守るどころか汚染させるばかりです。
そして自然界で、嫌気性菌により出来上がる役目をするものが、ミネラル81です。このミネラルが、自然界で出来上がる硫化鉄の役目をはたしています。従って、腐植を作る際には、全く嫌気性菌が入らない状態でつくり上げることが重要で、好気性菌による分解だけを考えることが必要になります。木のチップが細かくしすぎると水を含むと酸素が供給できなくなります。逆に荒いチップで作ろうとすると直ぐに乾燥し、湿度が取れないのと分解に時間がかかり、しっかりとした陽イオン交換膜ができなくなり、鉄が還元されていく際に必要な栄養素が補えなくなり、作ることが出来ません。ここでも、バランスが必要といえるでしょう。そして、チップの温度を上げるためにも山を1.5m以上にしてあげないと温度がしっかりと上がりません。枯葉だけでつくる場合は、低くして作らないといけませんが、温度管理や散布や酸素供給について、大変な作業になりますので、枯葉だけの腐植つくりは、進めることができません。木のチップでつくることが、簡単で、しっかりとしたものが造りやすいと考えます。自然では、薄い状態で枯葉は、腐植になっていきます。
そして、家畜糞を堆肥にしたりするさいには抗生物質が大量に使用されているので、この処理も温度が必要です。70度以上にあげることが基本となりますが、私は90度以上にするように指導しています。抗生物質以外にもホルモン剤や添加物が含まれているからです。ほとんどの農業家での使用は、発酵も十分させず、使用しています。ということは、温度を上げていないことにより抗生物質がそのままの状態で田畑に撒かれている事になります。只さえ、農薬を散布したりしているのに、家畜糞の中にも多く含まれているのですから、とても安心なものが出来るとは考えにくいですね。
酷いところでは、今、したばかりの糞ではないか?と思うような湯気がたっている状態のものをダイレクトに、しかも恐ろしい程大量に入れているところもあります。硝酸態窒素圃場の完成版といったところでしょうか。そのような圃場で出来上がった作物は、2、3日で蕩けるように酸化していきます。腐っていくという進行より、とても早い変化に驚きというより、危険を感じます。そのようなものを「内のは、完全有機栽培で最高の野菜です。」というから尚、恐ろしい気がしました。
「苦味があるからちゃんとした有機だよ」とも言われていることにも驚きを感じます。苦味があるということは、硝酸態窒素量が多いことになります。このような農業をいつまでもさせていては、消費者の皆さんが、食べることで色々な病気になることは、間違いないでしょう。原点である生産者をちゃんとした教育をしていかなければ、国民を守ることも出来ません。また、只でさえ医療費が嵩む経済を根底から換える必要があります。バランスの取れた良い物を摂取することで、健康な体を造り上げます。直ぐに酸化させてしまうものを摂取すると体もどんどん酸化させて行きます。医療現場では、まだまだ人手が足りないような現状なのに、患者は増えるばかりです。早急な対処が必要であるように思います。このような現象を止めるのを辿っていくと原点が土にあると言えるでしょう。そこには、原理原則が必ずあり、腐植がどれだけ重要で、しっかりとした知識がないと全く作れないということになります。堆肥や腐葉土の生産メーカーもしっかりとした知識を付けて造り上げて頂きたいものです。
自然界での広葉樹林帯において、枯葉や枯れ枝が堆積し、腐植層を造り上げます。そして、その腐植層は、菌や微生物により分解されて出来上がります。菌による分解、その時の発酵により発酵熱が起こります。この発酵熱が60~90度位にまで上がります。この熱により炭化されることになります。ですから、炭素量も多く、山で出来上がる腐植は色が黒っぽい色になります。温度が上がらないと炭化していないので、色も黒くなりません。黒くなっていないということは、出来上がっていないということになります。芯まで炭化せれなくとも腐植層では、陽イオン交換膜の作用により、嫌気性菌によるメタンや硫化水素は出てきません。また、表面が炭化することにより、嫌気性菌が繁殖出来ない環境化にあります。炭化しているとpHは高いものになるため、菌が入り込めない状態になります。木を焼いて表面を焦した状態を想像して頂いた方が良いのかも知れません。その表面を取ると芯がまた菌やバクテリアにより分解がされます。しかし、先程の陽イオン交換膜の出来上がった中では、嫌気性菌による分解でなく好気性菌による分解が起こります。
このようなことが起こることにより、温度が上がらないといけないことになります。温度が上がっていないものを土中に入れると土中で発酵し、酸素が供給できない粘土やシルト質においては、硫化物になり、メタンや硫化水素を発散し、植物が育たない環境を作り上げてしまいます。そして、その現象になる過程で、腐蝕している環境、腐っている環境という方が分かりやすいですね。その環境が出来上がったことにより、コガネムシやシマミミズなどの小動物が餌として発生します。畑にコガネムシの幼虫が多いところは、土中で発酵させているところです。「根を齧られた」といってその幼虫を掘り起こしては、潰している方がみえますが、その原因を作っているのも自らしたことなのですが、その方は「なんでこうも根きり虫が、内の畑は多いのか」と言われていました。結果があるということは、必ず原因があります。それも自分が蒔いた種ですね。未完熟の腐葉土や堆肥を土中に入れては、コガネムシの養殖場を作っているのですが、本人は気付いていません。
完熟させた腐植層では、コガネムシの餌が無いので発生はしません。菌により分解される時に出来上がる酵素や糖などを餌にしています。だからこそ、しっかりと完熟させないといけないですね。
完熟させていないところにおいての広い面積のところは、あちらこちらにあるものです。その中で、以外に多いケースを話しましょう。ススキなどの植物が沢山ある湿地や低い土地のところを埋め立てる際に、植物が生息している常態のままで、埋め立てられてしまったところの圃場では、粘土やシルト質の場合、酸素が入らない状態になります。良い土質であっても1m以上埋め立てすると酸素が入らなくなります。そこで、何年も月日が流れ、硫化物が出来上がり、メタンや硫化水素を発散することになり、水稲では、花が咲く頃には、枯れてしまったり、作物も収穫前に腐ってしまっています。暖かくなると作物が腐っていってしまい、どうしてなのかということがあります。見にいくとこのような埋立地の圃場が多いですね。硫化物になる要因をつくるから、このような現象が起きてしまいます。ここで、危険なことは、大量に植物が埋まっていると硫化水素の発散している量が、人体に危険な数値がでています。畑で作業していると気持ちが悪くなったり、頭痛がするといったことがあるといわれていましたが、大変危険なことです。摂取量が多いと死に至ることにもなります。硫化水素やメタンが発散していると独特の臭いがするのですが、その臭いに気付いていないのが危険です。臭いのことを尋ねると「数年前から、このような嫌な臭いがするようになった。」と言われます。気付いていないのでなく、臭いを知らなかったようでした。
こういったケースの処理は、メタンや硫化水素を二酸化炭素にすることによって回避できます。
ミネラル81を500倍~1000倍希釈で散布することで解決できます。また、土中菌の活性をし、土を陽イオン交換膜をつくりあげると土中で、発生しても土中内でその処理ができるようになり、発散を完全に防ぐことができます。その為には、有機物をすき込み、18Gを300倍~500倍希釈で散布し、ミネラルも散布するとその土地でも、ちゃんとした野菜が作れるようになります。
土が陽イオン交換膜を持つ土になっていれば、こんな現象も起きないといえます。また、一番必要なのは、現在山で出来上がる伏流水にミネラルが少ないからこそ、川や海のミネラルも減ってきていることになります。農業で使用される、NPKや農薬を大量にしようすることで、環境破壊を引き起こしています。温暖化の促進もしているといえるでしょう。そこに必要な浄化方法は、ミネラル成分です。そして、田畑から汚染させるものを大量に垂れ流ししている現状から、土を山の腐植層と同じ役目、それ以上の効果を持つ土造りをすることで、土中に含まれるミネラルを溶かし込み、地下水にミネラルが含まれことになります。地下水も綺麗に浄化し、流れ着く海も浄化していきます。汚染させる農業から環境を守る、いや環境が蘇る農業へと変わらなくてはなりません。この土造りが、基本中の基本になる訳です。昔の農業は、この土造りの理論に近いことをしていました。だからこそ、家の横に流れる小川にも魚が住み、その水を使い生活していた分けです。
今では、家の近くを流れる川の水は、飲める水がほとんど無いのが現状です。地下水すら硝酸態窒素が含まれている環境化では、守るどころか汚染させるばかりです。
そして自然界で、嫌気性菌により出来上がる役目をするものが、ミネラル81です。このミネラルが、自然界で出来上がる硫化鉄の役目をはたしています。従って、腐植を作る際には、全く嫌気性菌が入らない状態でつくり上げることが重要で、好気性菌による分解だけを考えることが必要になります。木のチップが細かくしすぎると水を含むと酸素が供給できなくなります。逆に荒いチップで作ろうとすると直ぐに乾燥し、湿度が取れないのと分解に時間がかかり、しっかりとした陽イオン交換膜ができなくなり、鉄が還元されていく際に必要な栄養素が補えなくなり、作ることが出来ません。ここでも、バランスが必要といえるでしょう。そして、チップの温度を上げるためにも山を1.5m以上にしてあげないと温度がしっかりと上がりません。枯葉だけでつくる場合は、低くして作らないといけませんが、温度管理や散布や酸素供給について、大変な作業になりますので、枯葉だけの腐植つくりは、進めることができません。木のチップでつくることが、簡単で、しっかりとしたものが造りやすいと考えます。自然では、薄い状態で枯葉は、腐植になっていきます。
そして、家畜糞を堆肥にしたりするさいには抗生物質が大量に使用されているので、この処理も温度が必要です。70度以上にあげることが基本となりますが、私は90度以上にするように指導しています。抗生物質以外にもホルモン剤や添加物が含まれているからです。ほとんどの農業家での使用は、発酵も十分させず、使用しています。ということは、温度を上げていないことにより抗生物質がそのままの状態で田畑に撒かれている事になります。只さえ、農薬を散布したりしているのに、家畜糞の中にも多く含まれているのですから、とても安心なものが出来るとは考えにくいですね。
酷いところでは、今、したばかりの糞ではないか?と思うような湯気がたっている状態のものをダイレクトに、しかも恐ろしい程大量に入れているところもあります。硝酸態窒素圃場の完成版といったところでしょうか。そのような圃場で出来上がった作物は、2、3日で蕩けるように酸化していきます。腐っていくという進行より、とても早い変化に驚きというより、危険を感じます。そのようなものを「内のは、完全有機栽培で最高の野菜です。」というから尚、恐ろしい気がしました。
「苦味があるからちゃんとした有機だよ」とも言われていることにも驚きを感じます。苦味があるということは、硝酸態窒素量が多いことになります。このような農業をいつまでもさせていては、消費者の皆さんが、食べることで色々な病気になることは、間違いないでしょう。原点である生産者をちゃんとした教育をしていかなければ、国民を守ることも出来ません。また、只でさえ医療費が嵩む経済を根底から換える必要があります。バランスの取れた良い物を摂取することで、健康な体を造り上げます。直ぐに酸化させてしまうものを摂取すると体もどんどん酸化させて行きます。医療現場では、まだまだ人手が足りないような現状なのに、患者は増えるばかりです。早急な対処が必要であるように思います。このような現象を止めるのを辿っていくと原点が土にあると言えるでしょう。そこには、原理原則が必ずあり、腐植がどれだけ重要で、しっかりとした知識がないと全く作れないということになります。堆肥や腐葉土の生産メーカーもしっかりとした知識を付けて造り上げて頂きたいものです。