平野部もようやく、朝露がかすかに降りたち、紅葉する樹木の葉を赤く染め行く頃になりました。
庭の灯台躑躅(ドウダンツツジ)もかすかに赤く?黄色くなりはじめました。
里にも秋の気配が訪れ、気分のいい日です。
四季のあるこの日本の地に降り立っていることに感謝したいですね。
特に灯台躑躅を観ると感じます。
春には花を夏には青々した葉をそして、秋には真っ赤に葉を染め、冬は枝だけになり、寂しそうな姿になります。四季折々の美しい姿を現し、感動を与えてくれます。岩だらけの何もない岩山から松が生えてきて、松の枯葉が堆積し、最初に現れるのが、躑躅科です。我々の付近の山では、灯台躑躅です。
私の好きな樹木といえます。この躑躅科の植物が松と共生しだして、初めて松茸も出てくる山となります。昔は、何処の山に行っても松茸が採れたものですが、今は貴重なものになってしまいましたね~。
近年では、スーパーに、中国や韓国、カナダ産が現れ、トルコ産まで出ています。
昔、中国に行った際に、恐ろしい程の松茸が、いたるところで生えていましたが、今ではその中国でも貴重なものになってきたそうです。
根こそぎ採ってしまうからですね。
自然界のバランスが崩れてしまうような採取は、よくありません。
最近、熊の出現が騒がれていますが、無闇に殺したり、異常なほどに捕獲することは、バランスが崩れてしまいます。熊には熊の役目があります。
私も熊と出合ったことは、幾度と無くありますが、熊がいることで騒いだりすると逆に襲ってきます。もし出合っても「熊さんには、全く興味ありませんよ。」って感じでいると自然と離れていくものです。相手を脅かしたり、威嚇したりすると返って逆効果になってしまいます。
自然と同化する姿、共生していると思うと大丈夫であると思います。
熊も人間が怖いと感じているからこそ、身を守る為に、襲ったりします。
熊と出合ってしまったら、全く興味が無いふりをして、他ごとをして下さい。それが身を守る手段です。
さて、明日は滋賀へ・・
頑張って行ってきます。