昨夜、山口の柿の担当している方が、報告しにきてくれました。
「周りの柿木の葉は、紅葉し散ってしまい、枝だけになっているのですが、治療してもらった柿だけが未だに、青々と葉を付け、芽も大きくなっていました。本当に凄い状況です。有難う御座います。以前指示を頂いたように、柿の周りに腐植も散布してきました。」
と言われました。
本当に良かったですね。
如何に自然な環境にしてあげるか、そして土壌を整え、栄養バランスを考えてあげるかが、植物にとって一番いいことです。
私は、そのほんの手助けをしたに、過ぎません。
その樹木に、まだ息があり、樹木自信が生き返ろうとしていることと、その樹木を助けようとする周りの人の願いが、復活の大きな要因になったと思います。尊い願いがあることにより、また樹木も頑張って生きようとします。
私の研究してきたことは、まだまだ終着駅には、程遠いでしょう。今の科学もまだまだ分からないことが多すぎるほどです。科学も物理も医学、薬学、数学が全て自然界の一部であり、その自然の中のたった一つにすぎません。我々研究者は、日々研究し、少しでも世の中の為になることを発見し、応用しなくてはなりません。
永遠と続く道法の上にいて、死ぬまで研究です。
そんな僅かな知識でも役にたつことがあります。そして、喜んで頂ける人がいるのであれば、頑張らないといけないですね。
「そして、蘇鉄も元気に回復しています。」「灯台躑躅も回復しました。」と言われていました。
生き物が元気になることは、本当に嬉しいことです。
来週の日曜日に椿を治療することになっているので、指示したとおり出来ることを祈っています。
この治療も、かなり大掛かりな作業となりますが、私がいなくても出来るようになることで、この近隣の樹木が守られることになります。皆の樹木は、皆で守ることが必要だと考えます。
その1週間後には、視にいくつもりです。
全ての樹木が元気に回復して欲しいものです。