ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

滋賀へ

2010-11-10 22:22:55 | 農業

草津に行き、圃場を視にいきました。

まだまだこれからですが、期待できそうです。

その後、守山、野洲へと向かい圃場を視にいきました。

どこもいえますが、基本は土造りです。

如何に、良い状態にするのかが重要ですが、手を抜いてしまいがちなものが、土造りです。その土造りで、何が一番重要なのかをよく考えながら実施することが大切ですね。

自然の山は、何もしなくても植物が育つ環境になっています。その環境と同じようにすることが必要ですね。

そして、良い成長をするにも、水が大きく関っています。

良い水であればあるほど、良い育ちになります。

自然の山では、降った雨を植物が、良い水に変えていきます。その植物ごとにあった水を造り上げます。これも自然であるからです。

どうしたらそのようになるのか?

自然を良く見れば、答えはそこにあります。そこに気付くのか気付かないのかで、大きく変わってしまいますね。

 

 


山口の柿はそれから・・

2010-11-10 21:49:59 | 農業

昨夜、山口の柿の担当している方が、報告しにきてくれました。

「周りの柿木の葉は、紅葉し散ってしまい、枝だけになっているのですが、治療してもらった柿だけが未だに、青々と葉を付け、芽も大きくなっていました。本当に凄い状況です。有難う御座います。以前指示を頂いたように、柿の周りに腐植も散布してきました。」

と言われました。

本当に良かったですね。

如何に自然な環境にしてあげるか、そして土壌を整え、栄養バランスを考えてあげるかが、植物にとって一番いいことです。

私は、そのほんの手助けをしたに、過ぎません。

その樹木に、まだ息があり、樹木自信が生き返ろうとしていることと、その樹木を助けようとする周りの人の願いが、復活の大きな要因になったと思います。尊い願いがあることにより、また樹木も頑張って生きようとします。

私の研究してきたことは、まだまだ終着駅には、程遠いでしょう。今の科学もまだまだ分からないことが多すぎるほどです。科学も物理も医学、薬学、数学が全て自然界の一部であり、その自然の中のたった一つにすぎません。我々研究者は、日々研究し、少しでも世の中の為になることを発見し、応用しなくてはなりません。

永遠と続く道法の上にいて、死ぬまで研究です。

そんな僅かな知識でも役にたつことがあります。そして、喜んで頂ける人がいるのであれば、頑張らないといけないですね。

 

「そして、蘇鉄も元気に回復しています。」「灯台躑躅も回復しました。」と言われていました。

生き物が元気になることは、本当に嬉しいことです。

来週の日曜日に椿を治療することになっているので、指示したとおり出来ることを祈っています。

この治療も、かなり大掛かりな作業となりますが、私がいなくても出来るようになることで、この近隣の樹木が守られることになります。皆の樹木は、皆で守ることが必要だと考えます。

その1週間後には、視にいくつもりです。

全ての樹木が元気に回復して欲しいものです。