こう(立憲パートナーズ)ブログ

政治についてあれやこれや語るブログです。

2020.6.7

2020-06-07 10:08:07 | 日記
■立憲が進むべき道。
 野党議員の多くが、野党はまとまるべき。巨大自民党に相対するために大きな塊に。と言います。
 そう言いながらもお互いが抱く怨念や、政策の微妙な違いによってまったくまとまらず、
 ひとつの塊になるどころか、様々な協力すらできずに右往左往しています。
 昨日も、「大きな塊になる」ことは私も否定をしました。
 またあのバラバラな民進党や民主党政権の再来は本当にごめんであります。
 だからこそ将来的には連立を組める相手としてお互いを認識し、出来る政策協力を最大限行い、
 選挙に関しては総合選挙対策本部を無所属議員も含めて組織し、高位レベルの協力をする。
 これを最低限行うよう立憲と国民民主に求めたいと思っています。

 前原さんや、他の政局的動きをする議員の中には立憲に対する大きな不満があると思います。
 こちらからしたら、あなた方が民進党をバラバラにして立憲を排除したからこうなったんでしょうが!
 という強烈な思いがあるわけですが、もうそこらへんを恨んでも仕方がない。
 結果的に立憲というまっとうを掲げる政党が出来たからむしろ良かったと思っています。
 私の理想も、立憲が次期総選挙で大幅議席増を果たし、単独で政権を担えるようになること。これがベストです。
 でもそれは難しい。地方組織はなかなか強化されず、候補者も偏り、選挙戦略も多様性やパリテなどを押し出し、
 国民の安心を確保するには至らない。このままでは何十年掛かっても政権は担えません。
 だからどうしても、国民民主の政策に強い議員たちの力が必要なんです。前原さんもその一人です。

 彼らの不安、そして私の不安でもあるのですが、立憲は左に偏りすぎです。どんどん左に向かっていく。
 現実的に政権を担える政党として機能するのか本当に不安です。
 理想は理想で結構ですが、それでは政権は担えないのは民主党政権で痛いほどわかったはずです。
 だから経済でも社会保障でも外交安全保障でも中道であるべきなのです。
 そのためには、まず無所属の野田さんや岡田さん、玄葉さんなどに立憲入りしていただき、政策範囲を中道にぐっと引き戻すんです。
 まあ、熱狂的立憲支持者の中には、「そんなことをしたら立憲は応援できない。リベラルの旗を降ろされる」というのですが、
 その旗が立憲の支持拡大を阻んでいることに気づかない、まあ愚かな応援の仕方です。我々は社会党を応援しているのではありません。

 中道のまっとうな、政権担当能力のある政党として野党第一党として鎮座すれば、前原さんたちも協力せざるを得ません。
 国民民主は全面的に立憲に協力するほかなくなるでしょう。そうなれば維新が関与してくるような隙は無くなります。
 立憲に付け入る隙があるから維新などの不良政党に足を踏み込まれるんです。
 従来から主張していますが、立憲は頭を下げて無所属の皆さんを迎え入れ、ぐっと中道に政策的立ち位置を定めることです。
 そうすれば議席は増え、政局的にも力を得、政策の幅も広がり、そして国民の期待値も上がっていきます。
 もちろん理念政策の柱は失ってはダメですよ、立憲の良さですから。だから合流はしなくていいんです。

 立憲が、リベラルの名のもと、どんどん左に引き込まれるのは私も我慢できません。そんな政党は絶対に政権を担えませんから。

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