6月22日(日)
55kmのレストステーションを通過し、いよいよレースも折り返し点です。
練習での最長走行距離の50kmを過ぎ、ここから先は未知の世界です。
60km付近はこのコースで最高地点となりますが、ここも快調に通過できました。
この後、サンゴ草の群生地のそばを通りましたが、時期が違ったため、サンゴ草は全くありませんでした。
65km付近では、「魔女の森」と呼ばれる林の中の道を通過です。
この後も黙々と足を進めましたが、さすがに疲労が溜まってきており、給水所で止まってしまうと、なかなか次の一歩が出にくくなってきました。
それでも100kmのゴールを果たすために、ここからは我慢の走りが続きます。
70km付近で50kmの部のランナーと合流をし、周りのランナーの数が倍増しました。
75km付近の給水所ではサロマ湖マラソン名物の「お汁粉」と「そうめん」を食べてエネルギー補給完了です。
でも、再スタートの際の足、太ももの痛みがさらに増してきてしまいました。
それでも不思議なことにしばらく走ると痛みがある程度収まったため、なんとかペースを落とすことなく走ることができました。
足は確かに痛かったのですが「一度歩いたら、走り出すまでに時間がかかってしまう。」と自分に言い聞かせ、なんとしても走り続けようと思いました。
そして、しばらく走ると、湖の対岸を走るランナーの姿が見えてきました。
この対岸がこのマラソンのクライマックスの「ワッカ原生花園」です。
ここを目指し、一歩一歩確実に足を進めていきました。
いよいよレースも佳境です。
<その4につづく>
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