ツキは落ちるとも
日は昇る・・・
個人的に どうしても書かねば 次に進めず
何度も何度も 数えきれぬほど
書き直しては ボツにしてきました
ひとんち (余所) に起こった
悲しいおはなしを 読まされる方は 堪らんコトと思います
せっかくの バレンタインデー なのに
ごめんなさい
読み飛ばして ください
直近の4年間
「ぐー」 とは 離れ 地方都市で暮らし
昨春に帰京し やっと 「ぐー」 と 「子」 と
一緒に暮らせるようになったけれど
その後も 「ぐー」 は 線の細さから
いわゆる 「おなかの弱い子」 になり
随分 悩ませられた
仕事場を閉めた後も
コイツが 16歳で逝く時きゃ 何が要る?
っと 僅かばかりの 薬物と注射器など
手元に残していたけれど
それを 思いもよらず 「ぐー」 に使う事になるとは・・・
ところが 一緒にいられた 蜜月は 半年ばかりで
なにかの因果で 「子」 には
9月から 「ぐー」 と 離れて
本人曰く 「肌の色も違う 言葉も通じないところ」 で
半年 帰らない 帰れない ことが決まり
再び 離ればなれになることに・・・
通院治療という手もあるけれど
ソレが 線の細い ぐー のためになるのか
明らかな原因が判らない上で 「する」治療と本人の通院の負担と
天秤にかければ 自宅から出ないで なんとかしようと・・・
状態は 不安定で ゆっくりと 下降線
時間ばかりが過ぎる日々
そして 自宅でも 時に 「子」 の 腕に噛みついて
穴があいて出血するほど抵抗するようになり
そこまで嫌がることが どういうことか など
離日までの おおよそ 一ヶ月ものあいだ
毎日々々 濃厚な話を 聞き 聞かせ
残り時間は 「週単位」 と思われる と・・・
だから 抵抗しない 投薬と飲水量の確保 以外
嫌がることを 無理強い せず
「なにもしない」 を 「しよう」 と ハナシを決めて
「子」 離日・・・
そして 8週間が過ぎ
寒くなりはじめる頃
「子」 の ハハオヤ が 死に水をとった
(実際に 立ち会えたと聞く・・・)
今時は ネットで 所謂TV電話 が使えるので
最後に 子が 名を呼んだら
尻尾を振って答えた らしい
そして
海の向こうの方々は とても親切で
「子」 曰く
「本当に優しい人は なにも聞こうとはしない」 と・・・
花は 束ではなく 二輪しか入れられなかった らしい
きょうは あたたかくなるのでしょうか
どうぞ みなさまにうれしいことがたくさんありますように!
そして 毎日笑顔がありますように!